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2011年06月29日

●希望をもって道を開くのは

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昨日の東電の株主総会で、「脱原発」の提案に対して、
賛成が8%、反対が89%で、あえなく否決された。
この裏は、明らかに大株主の利権の数の力であろうが、
それにしても、あれだけの事故、これだけの被害が続く中の
判断とは到底思えなく、本当に悲しくなる。

他の地域も、同じく否決されたという。
やはり、受けるべくして受けるのだろう。
さらに、災厄が続いたとしても、自ら果を食すだけだ。
これほどに、物事の道理が判らなくなってしまったのだ日本人は。
南相馬町長のコメントが、身につまされた。

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10日ばかりの中国の旅で、向うのTVで一度も福島の惨事が
流されなかった事には、驚かされた。
また、日本には関心がないのだろうか。
その問いを聞いた事がなかった。
逆に、また原発が爆発したとのデマが流されていた。

そんな中、帰国して、高橋道知事が、
泊原発3号機のプルサーマルの見直しというか延期に言及した。
当然と言えば、当然なのだが、とりあえずほっと胸を撫で下ろした。
さぁ、これからである、希望をもって道を開くのは。

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コメント

とうとう玄海原発が知事により再開容認されるようだ。なしくずしに他の原発も再開されないことを願う。北海道だけでも、地元としてなんとかとにかく、プルサーマルだけでも高橋知事にこのまま許可しないでいて欲しいです。切実にお願いしたい。
原爆の世界でたったひとつの被爆国であり、放射能の恐ろしさを知りながら、原発を日本中に54基ももってしまった日本。そして福島の事故。それなのに、まだ懲りず再開。せめて大型発電機を設置してからの容認にして欲しい。日本人はそんなに楽天的な民族だったのか。(被爆されてなく事故もおこしていないドイツや電気代の高いイタリア等で反原発になった)玄海は今まで地震は少なかった。と知事は言う。神戸も地震がこないかにいわれていた。しかし、あの大地震。津波もあれほど高いものが来ると、想像していなかった。今まで大丈夫だからこれからも大丈夫とどうして言えようか。原発関連の仕事をしている人には、きちんと国が、責任もって新しいエネルギー事業に優先的に就業できるように、してほしい。

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