« お帰りなさい!やんじー&アグネス | メイン | 大和なでしこ、世界を救う!! »

2011年07月17日

●7こんにちは!ポンヌプリ!!

ponnnuripuri2.jpg

先日、十勝・拓北の腰山さんから電話を戴いた。
もう、それこそ10〜15年ぶりだろうか。
聞くと、自給的ライフスタイルはそのままで、
相変わらず、ひっそりとチーズ造りに専念しているという。

19319ffb766dfdbec3e89915b1deb091[1].jpg

未だに、パソコンも携帯もない暮らしぶりで、
全くといっていいほど、外の情報を閉ざした
内なる生活を楽しんでいる。
改めて、すごいことだなー、と感心する。

20101002_601183[1].jpg

片や、共働学舎は超有名になるが、
一方、腰山さんの香林(かりん)農園はひっそりとして
我が道を行っている。
両方共感出来て、ともに良き友である。

%E9%A6%99%E6%9E%97%E8%BE%B2%E5%9C%92%E8%B6%8A%E5%B1%B1%E3%81%95%E3%82%93[1].jpg

戴いた、アイヌ語で「小さい山」という意味のポンヌプリは、
山羊のチーズで、シェーブルタイプ。
道内でも珍しく、ほのかな酸味は、
かつてアルザスで食べたモランさんのそれを思い出させてくれて、
また、作って下さった「チッチ」に似ている。

ch_16_l[1].jpg

それを、試しに10個ばかり仕入れたら、
その日の内に、新入りの矢尾美沙枝ちゃんが、
レジで、声をかけて売り切ってしまったのには驚いた。
それで、追加注文すると、
「熟成を待たないと出せない」という返事。
いかにも手作りで、それが、またいい感じだ。

それと、
赤ワインで洗った「キロンヌ(お腹一杯の意)」と
「カパラ(薄いの意)」の牛のチーズも絶品で一押し。
一週間内外で、店頭に並ぶと思いますので、
是非、手に取ってください。

%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%8C[1].jpg

時流におもねらず、
信じてわが道を行く腰山さんご夫婦の生き方は、
これからの時代の扉を開く啓示に満ちている。
何十年も札幌に来た事がないという時代離れ、
ほとほと凄いことだと、我が身を反省した。

ponnnuripuri1.jpg
(「ポンヌプリ」 ¥770)

コメントする