チャクラと宝石
−濾材解説A(宝石編)−

ラピスラズリ、サファイヤ、琥珀など15種類もの宝石群。それぞれの石がもっている固有の微細な振動とエネルギーが、水を通して人の全てのチャクラに働きかけます。こころとからだの癒し、自然・宇宙との調和が、やがて自然を回復し平和や愛を求める意識の目覚めへとつながることを願って。

宝石名
効果
解  説
ハーキマーダイヤモンド由来アメリカのニューヨーク州ハーキマー地区に産出する六方両三角錐をした六方晶系の完全結晶体の水晶で、透明度も高く、ダイヤモンドの八面体結晶とよく似ていることからこの名前がつきました。
こころ肉体と精神、感情のバランスを保ちながら、各々を提携、強化する力があるとされています。意識を高めて、自身の内にある宇宙にまで到達できるよう導く力があると言われています。
からだ細胞の再生を促して身体を活性化させ、体内に蓄積された毒素を排除する力があると言われています。
イリジウムストーン由来アマゾン川源流から産出される希少なメノウです。内部は水晶のクラスターになっていて、その中に「イリジウム」元素が溶け込んだ水を含有しています。イリジウム元素は今から6500万年前に発生したと考えられる希少な元素で、人間の健康に有益な働きをする効果が考えられます。
こころ強い気のエネルギーが放出しており、潜在能力を高めたり、精神を癒し、多くの治療家にも使用されています。
からだこの石を手にかざし放射される元素を体内に取り込むと、細胞の新陳代謝が促進され、病んだ細胞を健康な細胞へと入れ替える助けをすると推定されています。
ガーネット由来柘榴の果実の中の粒に似ていることからラテン語で種子を意味するgranatusに由来します。身を守り、優れた治療薬として用いられた最も古い宝石といわれています。
こころ 持つ人に変わらぬ愛情が保証され、忠実さや貞節さを守る力があるとされています。
からだ血液の循環を良くして心臓病の治療に用いられ、また、体内の毒素を排除する力があるといわれています。
ムーンストーン由来ギリシア語で月の意味のSeleneに由来します。プリニウスの「博物誌」やアルベルトゥスの「鉱物書」には「この石は月の満ち欠けに従って大きくなったり小さくなったりする」と著されています。
こころ身に着けると未来にある予知能力をもたらし、この石を口に含んで願をかけると叶うとも言われました。古代インドでも聖なる石とされ、昔の農夫は豊穣を願ってこの石を農具などに下げたと伝えられています。
からだ 肺や気管支の病気の治療に用いられ、出産を軽く済ませる力もあるといわれています。
クオーツ由来太古の昔から様々な地域の人々に、ビーズの装飾品や通貨として用いられ、また、祈祷や儀式あるいは病気治療などの際に使用されたと言われます。
こころ すべてに対しての調和を生み出し、それらを統合、強化して、よりパワフルな力を発揮するよう導く力があるとされています。あらゆる面での優れた浄化力があるそうです。
からだ新陳代謝を活発にして細胞の再生を促し、免疫力を高めて体内に蓄積された毒素を排除する力があると言われています。
アメジスト由来この石の示す紫色が、宗教的霊的権威の高い色とされていたため、ユダヤ司祭の胸当てに飾られ、キリスト教世界では「司教の石」として、全員がこの指輪をはめたと言われています。
こころ 精神的不調を緩和し、また、隠された能力、魅力を引き出して高度なものへと導く力があり、恋愛成就にも効果があるとされています。
からだ血液を浄化して解毒、解熱作用を高め、また、皮膚病の治療や不眠を解消するのにも用いられたそうです。
ローズクオーツ由来古くから彫刻材料として用いられ、古代ローマではカメオやインタリオの細工を施した印章に加工されたものや装飾品など広い範囲で使用されています。
こころ慈愛、優しさ、和やかさを象徴する鉱物とされています。持つ人を柔らかな波動で包み、感情面での安定を促して、みずみずしい若さと健康を保つ力があると言われています。美意識に作用する働きもあるそうです。
からだ 内分泌の働きを良くして肌のはりをもたせ、しわを減らし、また咳を抑える力もあると言われています。
アベンチュリン由来現在はインド原産のグリーン・アベンチュリン・クオーツが主流で、インド翡翠などとも呼ばれて装飾品に良く使われています。
こころ高い意識を持続させたい時に持つと良いとされる鉱物。古代チベットでは「洞察力を高める石」として崇められ、仏像の目にあたるところを、この石で飾り付けたと言われています。精神面のバランスを保って感情を安定させ、情緒を豊かにする効果もあるそうです。
からだ腎機能を高める力があり、体中の老廃物を排除して、水分などの量を正常に保つ働きがあると言われています。
カーネリアン由来古くから様々な国の人たちの間で使用され、紀元前2500年頃のメソポタミア、ウル王墓からこの石の首飾りが発掘されたのを始め、装飾品や印章として用いられ、ナポレオンの八角形の印章が有名です。
こころ力強さと勇気を与えるとされ、真実を見分けて自分自身の力を十分に発揮することが可能となり、与えられた仕事も成功に導く力があると言われています。
からだ古くは出血を止める効果があるとされ、また、神経痛や肝臓の病気の治療にも使用されたと伝えられています。
ジャスパー由来古くから「聖なる石」として崇められてきた鉱物で、身に着けると太陽エネルギーと共鳴して、大きな保護力が生まれると言われてきました。
こころ赤色のものは判断を正しい方向に導く力があるとされ、青色を含んだものは未来とのつながりが意識でき、黄色がかったものは船での冒険や旅行を安全なものにする力があるとされてきました。
からだ中世ヨーロッパでは聴力や嗅覚の回復を促す力があるとされ、他には腎臓や胆のう、すい臓の働きを高める効果があると言われています。
ハウライト由来名前は、H.Howの名前にちなんで名付けられました。純粋、崇高、目覚めを象徴する鉱物とされています。
こころ心身を浄化する働きがあり、肉体、精神、感情の調和を図りながらこれらを統合し、より強力なものへと導く力があると言われています。寂しさや悲しみの感情を和らげ、意識をより高いものへと引き上げる力があると言われています。
からだ脳にかかわる機能を活発にする他に、骨や筋肉などの組織細胞の再生を促す力があるといわれています。
アクアマリン由来ラテン語で水の意味のaquaと海の意味のmarinusに由来します。古代ローマの漁夫たちが海難防止と「豊漁の石」としてお守りにし、エジプト王家の墓からはこの石の数珠が発見されています。
こころ持つ人の精神を鎮めて、穏やかで平和な気持ちに導くと言われ、幸福、健康、富を象徴して幸せな結婚をさせ、夫婦を和合させる力もあると伝えられています。
からだ目の不調の改善や視力回復を図り、リンパ腺およびリンパ管の病気の治療に使用される他、歯の強化にも用いられたそうです。
ラピスラズリ由来この鉱物は、メソポタミアのウルの墳墓からも出土されており、5000年から6000年の歴史を持つ最も古い石の一つとされ、世界各地のいたるところで「聖なる石」として用いられてきたと言われています。特にエジプトでは、普遍的な真理を象徴する最高の力を秘めた護符や多くの薬効が認められる石として崇められたとされています。
こころ日本でも、瑠璃石と呼ばれて、昔から水晶と同時に「幸運のお守り石」として広く人々に愛好され、その効能も多岐にわたって認められているそうです。
からだ視力を回復させ、心臓と脈拍の安定を促し、また、甲状腺の不調を改善する力があると言われています。
トルマリン由来和名はこの鉱物の結晶が上端と下端で異なる異極晶で、加熱すると(+)(-)に帯電することから命名されています。
こころ 衰弱した精神を強化して身体の活性化を図り、集中力、感受性、理解力を高める効果があるとされています。
からだ内分泌系のバランスを整えて肥満を解消し、体組織細胞の再生を促して喉の不調を改善する力があると言われています。
パール由来アルベルトゥスの「鉱物書」ではマルガリータ(margarita)と呼ばれ、様々な伝承があります。大方は「天の露で受胎、産生する真珠」と伝えられています。
こころ母貝の防衛手段から生まれたもののため、強い保護力があり、悪霊から身を守って邪気を払い、抵抗力、創造力を高める働きがあると言われています。
からだ古くは、お産を軽くしたり、解熱、解毒の効果があるとされた他に、粉末を蜂蜜やワインと一緒にして、様々な病気の治療に用いたとされています。
琥珀由来旧石器時代の頃から、すでに装飾品や治療薬として使用され、古代エジプト、ギリシャ、ローマでは、祈祷師たちがセレモニーの際身に付ける「神聖なお守り」として崇められ、東洋ではこれの焼いたものを伝染病を防ぐ薬として用い、中国では香にしていたとの言い伝えがあります。
こころ 高ぶった感情を鎮めて、精神を安定させる効果もあるそうです。
からだ甲状腺や喉にかかわる病気の治療に用いられ、また、内分泌系の不調を整えて、流産を防止する働きがあるとされています。

 

チャクラと宝石の相関図
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