本当に生命の求める水は科学式では解けない

 かつて水は、すべての生命を生み出し育んだ母なる存在でした。私たち生命体の祖先は水の中から生まれ、それは今でも母親の羊水の中でまどろむ胎児のように、生命は水と切っても切れない関係にあります。
  ところが今、その水が私たち人間の存在によって汚染されています。豊かだった自然環境を平気で破壊する人類は、安全で生命を育むはずだった水を、人体に有害な汚染物質にまで変えてしまったのです。自然な水を求めて遠くまで出かけたり、多少高くついてもペットボトルの水を買ったり、少しでも安全な水を求めて浄水器を使ったり、少しでも良い水を求めるのは、私たちの身体に眠る生命の叫びを本能的に感じるからなのでしょう。

 

 それではいったいどんな水が本当に生命にとって良い水なのでしょうか?
 安全性が第一であることは言うまでもありません。水の中に人体に有害な物質や細菌が入っていないことがまず前提条件でしょう。しかし本来水に含まれる必要な成分まで取ってしまっては意味がありません。
 逆に、科学的に足し算してしまえば、無菌で溶存酸素が多く含まれ、ミネラルがバランスよくかつ適量含まれている水という絵が出来上がります。仮に、完全なH2Oを基に、空気を加え、ミネラルを加えたとしても、実は完全な自然界の水を再現することはできません。どんなに科学が進歩しても、人間には大自然そのものなど、つくりようがないのです。  

 それでは、私たちの水に対するこだわりとは、一切ムダなものなのでしょうか。いえ、そうではありません。宇宙は、人間を創るときに、肉眼と同時に心眼も与えました。それは、科学と同時に、目に見えない世界を知る叡智を与えたということです。科学的には、どんな水が生命にとって本物の水であるかわからなくても、叡智を持ってすれば、私たち自身の心と身体はそれを知ることができます。
 まほろば『エリクサー』という浄活水器がつくり出す水は、こういった意味でも実に不思議な水でした。というのも、この『エリクサー水』は、科学的な足し算で作られたのではなく、まず生命が求めている水という概念を追求してつくられているからです。
 

 編集部で試飲した、その水は、スッキリした中にもわずかなトロミがあって、口にやわらかく、ごくかすかな甘味が感じられるような、いわば岩清水の風味。中には頭がスッキリしてエネルギーのようなものを感じるという者もいました。
  また、その道のプロたちは、チーズ作りに、また日本酒醸造の原水などとして、最高の水と評価しています。生きた水である『エリクサー水』が、発酵食品に欠かせない微生物の生息環境を飛躍的に活性化してくれるようなのです。
  その不思議な現象は国にも認められ、現在、産・学・官や日・仏での共同研究が進められています。さらに、日本食品分析センターの分析によると、使うごとにトリハロメタンの除去能力が向上するという、従来の常識では説明できないようなデータも出されているのです。

 では、こうした性能を計算づくで、浄活水器まほろば『エリクサー』がつくられたのかというと、けっしてそうではなさそうなのです。
 製作者の宮下周平さんはいいます。「世界中から薬草や貴石などあらゆる素材が、まるで呼び寄せられるように集まってきました。最終的には700種類もの材料すべてを0-1テストでチェックして完成させました。」
 つまり「エリクサー」は単に人間の頭で考えたレベルを超えて、0-1テストを用いることで自然の声を聞くという、生命の求める魂の声を聞いてつくられているのです。

 

40種類もの鉱物・宝石のろ材、700種類もの原材料は、浄水と活水の機能を量・バランスとも0-1テストで充分計算して設計されたものです。


生命とのつながりこそが大切  

 本来、水はいったい生命にとってどんな役割を果たしているのでしょうか。
  「百匹目の猿」で有名な科学者、ライアル・ワトソンはこう語っています。「水は宇宙に開かれた感覚器である」と。いったいそれはどういう意味なのでしょうか。
  人体のおよそ70%を占める水は、単に生理的に必要な水分を補給するといった物理的側面だけではなく、人が大自然や宇宙からの目に見えない力やメッセージを感じ取るための大切な要素だというのです。
  その大宇宙とのつながりを欠いたことが、私たち人類にさまざまな病気や環境破壊、争いなどをもたらす最大の要因なのではないのでしょうか。そこには汚染され、本来の力を失ってしまった「水」の現状がはっきりと映し出されているのです。
  まさに今、生命が求めている水とはそんな水―大自然・宇宙と人とをつなぐバインダー(接着剤)のような水―なのです。

 まほろば『エリクサー』には、40種類におよぶ鉱物・宝石はおろか700種類にもおよぶ世界中から集めた薬草・薬石など自然の恵みがそのセラミックスに封印されています。0-1テストによって全体のバランスをとられることで、まるで一つの生命体であるかのような装置が完成しました。
  そして、現代の最先端の科学者たちによって、その真価が証明されてきたのです。
 


 アメリカの科学者キャラハン博士は、エリクサーセラミックスの常磁性磁場が、世界の聖地を凌ぐ数値を示していることを自身の測定器で計測、またその製造場所の周波数が、地球進化に関与しているといわれるシューマン共振の14Hzを示していると報告しました。
  同じアメリカの若き天才科学者、フラナガンは、水晶が水を活性化させると論文の中で発表しており、5種類もの水晶を使用したエリクサーの水は、フラナガンが研究したフンザの水以上の表面張力を示していました。

 また、最先端の科学ばかりでなく、先住民族のシャーマンなどに古代から受け継がれてきた叡智の中にも、水晶をはじめとする鉱物と水、薬草などを用いることによって地球意識(精霊意識)と交信し、メッセージを伝えたり、治療を行なったと言われています。

 前回ご紹介した高橋さんの奇跡的な治癒も、高橋さんを想う多くの人の祈りが、生命とのつながりをつくる『エリクサーの水』によって届けられ、体の細胞の一つひとつが本来の自然の状態を思い出させるように伝播したのではないかと想像されます。

 ますます悪化するかのような地球環境、そして人々の心と身体。今、それらを回復させるために必要なのは、生命体としての地球と意識を通わせ、人が再び大自然やすべての生命とつながりを取り戻すことではないでしょうか。
  まほろば『エリクサー』のような器具がこの現代に生まれた意味もまた、そこにこそあるのだと思います。