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通常の二倍以上のビタミンCを検出  

 まほろば農園の露地栽培の小松菜を食品分析に出してみました。五訂増補食品標準成分表(H17/1/24発行)ではビタミンCは、100g中39mgですが、農園の小松菜は85mgもあり、約2.2倍でした。抗酸化ミネラルの亜鉛、マンガン、も2倍以上、リンは1.4倍、 カルシゥムと協調して体液の酸・アルカリ平行を保つのに必要なマグネシウムは、約2.3倍ありました。後はほぼ標準です(下の証明書参照)

 

ハウスの中は自家採種した種がいっぱい!

ビタミンミネラルたっぷり。まほろば農園産小松菜。11時頃まで凍っていてとけたところなので、ちょっとしんなりしています。

 

   

 化学農法で永くやってきた畑では、微量ミネラルが不足し、とりわけマグネシゥム、亜鉛、マンガンの欠乏が広がっています。

<マグネシゥムは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンとの間に、人の体内で重要なミネラルバランスを維持し、それは、タンパク質と炭水化物の代謝に必要で、心臓、腎臓、骨にかかわっています。この三つの臓器には、体内のマグネシウムの66パーセントを含んでおり、マグネシウムは神経系にとって、自然の精神安定剤でもあるのです。> 

 露地で太陽や、風や、寒暖の差などのストレスに耐え抜いて逞しく育っていく為には、ビタミンC、ビタミンE,亜鉛やマンガン、などの抗酸化ビタミンや、ミネラルが多く必要で、自然に土壌中から吸収したり、ビタミンは必要に応じて合成したりしているのだと思います。

<体内過酸化を抑える酵素で有名なSOD(スーパーオキシド・ディスムターゼ)は、亜鉛、銅、マンガンで活性化されます)>

   


 まほろばの小松菜は、天然の抗酸化サプリメントでもあります。  
 しかし、土壌中にないミネラルは吸収する事は出来ません。

 そこで、まほろば0−1テストの登場です。チーフの福田君が、作物に応じた肥料設計を面倒な土壌分析などしなくても、0−1テストで、あっと言う間にやってくれるのですから、こんな便利な事はありません。


まほろば農園の野菜分析結果 厚生労働省登録検査機関 (財)日本冷凍食品検査協会
   

   

 

 0−1テスト通りに、数年にわたって、大量の高価な天然ミネラルを投入して来ましたが、そのかいあっての分析結果となったわけです。 ミネラルは、植物も動物も人も体内で合成することはできません。人は、土壌から植物が吸収して有機化したものを、あるいは、植物を食べた動物を食べて取り入れるしかないのです。岩石や土壌に含まれる無機的ミネラルは、人体に取り入れる事は難しいからです。


   


  したがって、土壌中に必要なミネラルが不足したり、バランスが悪くなったりすると言うことは、それを食べる動物も人も同じようになると言う事であり、生命の根幹にかかわる由々しき事なのです。人体にあってミネラルは、生理的化学反応に欠かせない酵素やビタミンを合成し、自律神経系や、ホルモン系、免疫系など生命維持機能を無意識のうちに調整してくれているのです。それであれば、いかにその量とバランスが大切であるか、農業において、いかに土作りが大切であるか、いかに農業が大切であるか、どうしてまほろばが、こんなに一生懸命農業をやっているのか理解して戴けるのではないかと思います。  
 お客様にも、苦労して作ってくれている農園スタッフにも、販売スタッフにも、もちろん私自身にも、科学的な数値で、まほろば農園の意味と意義を再認識する事は大切だと思えたのです。



   

「えっ分析費用8万円もしたの?分かっててやったの?」

 分析代で、ちょっと主人の驚いたような、咎めているような、信じられないような顔がまぶしかったけれど、でも<結果よければすべてよし>で、許してくださいね。 ただ信じて作っているだけではなく、生命力と言うものの形ある正体も見たかったのです。でも、ちゃんと結果が出たので、やって良かったと思います。

   

 

 次は、硝酸態チッソなどの残留もやってみたいな、冬の寒さに耐えて春一番に伸びてくる菜ばなはどうなんだろうか、夏の炎天下で育つナスと、ハウスのナスはどう違うのだろうか?などと考えていると、いくらお金があっても足りなくなってしまいそうです。散財してしまったので、当分はおとなしくしていないと・・・・・。


秋野菜情報

 おおむね、今年の秋野菜は例年より上手に出来たと思います。

   
雪の気配がひたひたと押し寄せるなか、残りわずかの農作業が続きます。

 大根、白菜、キャベツ、パセリ、小松菜、などは本当に良く出来たのだけれど、小松菜以外の葉物類(みずな、春菊、チンゲンサイ、ターツァイ、からし菜、エンダイブ、ルッコラ、等)や、こかぶ、レタスなどは、忙しさにまぎれて植え遅れたり、植えずじまいでした。  

   

  大根は上手に出来すぎて売り切れないほどでしたが(約1万3千本)、道新で紹介して下さったので、順調に販売でき、本当に助かりました。残りは貯蔵して、年内はありそうです。 11月の感謝デーには、ハウスの春菊が出せそうです。

 

   

  ほうれん草は、ハウスのテントを取る前までに収穫できるかどうかと言うところです。
  あと、白菜、キャベツがもう少し完熟しない形で畑に残っているので、出来しだい店に出していますが、根雪になるまでにどれだけ収穫できるか心配です(これも植え遅れてしまったので)  さらに植え遅れた露地のこかぶは、一体どうなることでしょう?

   

   

宮下周平様

 いつもおせわになりありがとうございます。このたびは、とても美味しい大根を送っていただきまして、ありがとうございます。届いてすぐに調理長の青木が煮物やサラダ、お漬物を作りまして、どれも美味しくてビックリしたのですが、いちばん驚いたのが大根をそのまま切って食べたときです。とにかく甘くてフルーツを食べているようで、スタッフみんな「美味しい」の連呼です。本当にあんな美味しい大根を食べたのは生まれて初めてでした。(後略)

大阪 弥盛亭 近藤太郎

(トータルヘルスデザインさんプロデュースの、話題のとんかつ屋さんです。話がメチャ面白い人気のブログもぜひご覧ください。http://iyasirotei.thd-web.jp/ )


   
ハウスの中で出荷を待つほうれんそうと春菊。

 
   

総合学習で中学生が研修  

 厚別北中の3年生の女の子たち5人が農園に研修に来ました。本当にかわいい明るい真面目な女の子たちで、店の中も、農園も花が咲いたようです。話を聞くだけでなく、実習もしたいと言うので、大根抜きを手伝ってもらいました。一本抜くたびに大歓声です。

   

  パートさんの竹縄さんのご主人亡き後、ありがたいことに、奥さんの弟さんの石川さんがボランティアでお手伝いに来てくれています。石川さんは元高校の先生で、二年ほど前に退職されていました。

柔道マン、石川さんと女生徒たち。

 

   

この石川さんが、さすが元教師、中学生たちと上手に会話しながら一緒に大根ぬきをしてくれました。 60歳過ぎて退職と言えば、なんとなく体力がなさそうで、気楽に健康の為も兼ねてボランティアをしていると言うイメージですが、まったくもってとんでもないのです。柔道で鍛え上げた体は、骨太で、筋肉質で、押しても引いてもびくともしないといった感じで、威圧感さえあります。

      

   

     

こう書くと、なんだか怖い感じですが、それがまた、明るくて底抜けに気さくで、何度もイメージを破られてしまいます。その体力で、どんどん仕事を引っ張って行ってくれるので、本当に助かっています。  
   


 さて、中学生の女の子たちは、最後に隣の畑の人が飼っているポニーちゃんにニンジンをあげて、これまた、感動して、自分たちで抜いた大根と小松菜を持って嬉しそうに帰って行きました。 これを機に食べ物の大切さを分かる子供たちが育ってくれればいいなと、心から願った一日でした。

大根抜きは、本当に新鮮な体験だったようです。
   

 

   

      2006年11月号


   

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