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まほろば自然農園
 
     
 カリフラワーでもない、ブロッコリーでもない、薄黄みどりの花野菜で、春ごろ、主人が仕入れてきていた、大変高価な花野菜がありました。

らせん状にピラミッドのようになった形が無限に相似象で連続していて、神様は、こんなに手の込んだことをされるのかと、造化の妙に感じ入ったものです。

 主人が、 「まほろば農園でも作ってみたら?」 と、気軽にのたまうので、私は、苦労して種を探して、出来るか出来ないか分からないけれど、とにかく植えてみました。  

 ある日、主人と同じで、新しい変わったものが大好きなチーフの福田君が、目を輝かせてロマネスクが出来てきたと報告してくれました。

 

 行ってみると、まだかわいいけれど、まぎれもなくちゃんとロマネスクの形をしているではありませんか!! 
虫にも食べられず、健気に、大きな葉っぱを寄せるてみると、見えました、見えました!!本当に感動です。
ロマネスク万歳!! 
早速主人に見せなければ・・・携帯でパチリ。  

 25周年記念の大感謝デーに間に合えばいいけれど・・・・・でも、出来るか出来ないか分からないので、2列(140コくらい)しか植えてないので、スグなくなりそうです。

 7/7日ごろに、秋まきキャベツと一緒に今度はたくさん植えてみるつもりです。


 無農薬ではなかなか難しかったブロッコリー、カリフラワーが、去年くらいから、少しずつ上手に作れるようになり、今年は大豊作になりました。  

 お客様が  
「まほろば農園でこんなブロッコリーが取れるなんて奇蹟中の奇蹟」とおっしゃられたとか。
「う〜〜ん!すべての野菜についてそう言われるようになりたい」


 

収獲のピークが、一番お客様の少ない感謝デー前に なってしまい、ちょっと残念ですが、生産調整が思うように行かないのが露地野菜の難しいところです。  

 主枝に出来た大きなブロッコリーが終わる頃には、わき芽から出てくる小さいブロッコリーに変わります。

ブロッコリーやカリフラワーは、 何回植えても、アゲハチョウの幼虫に食べられてしまい、しばらく作るのを止めていましたが、また、挑戦してみて良かったなと思います。


 

 また、ステイックブロッコリーも作ってみました。
明日(7/2日)くらいから出荷の予定です。
これは小さくて茎の長いブロッコリーで、ブロッコリーとカイラン(中国野菜)の交配種です。


 花蕾と茎の部分の両方が食べられますが、特に茎の部分が繊維が少なく柔らかで、甘味が強く、独特の風味があります。
是非、一度ご試食下さい。
 


 先日、日本バイオ農業研究会の方が、全国から10名くらい農場見学に来られて、無農薬で少しも虫に食べられていなかったので、大変、驚かれていました。(写真撮るのを忘れました)
 また、日本で始めてミニトマトを導入され普及された顧問の石毛先生も、ハウスのトマトを見学されて、よく出来ていると褒めていただきました。
0−1テストと、農園スタッフの努力のお陰です。


 ここまで書いた次の日(6/30日)、また、楽しみにのぞきこんでみると、なんと!ロマネスクに虫が・・・・・
 
「えっ、どうしたの、水足りないのと違う?
スプリンクラーあるのにどうして水あげないの?
0−1テストした?
こんなに真夏日が続いているのに・・・」  

 チーフの福田君いわく、  
「大きくなった葉っぱが邪魔して、スプリンクラーの方が背が低いので、水が届かないのです」  
「こんな時の為にスプリンクラーつけたのに、肝心な時に役に立たないなんて!!・・・・・・」

 キャベツやカリフラワーやブロッコリーは、中身が大きくなる時に一気に肥料とエネルギーが要るので、乾燥すると肥料が吸収できず、栄養失調と暑さで弱っているところを虫にやられるのです。

 どれだけきれいなロマネスクが残ることやら・・・・・今日晩から明日にかけて、雨が降りそうなので、遅まきながらそれに期待しています。

 主人はいつも忙しいので、農作業をやりたいと思っていてもなかなか出来ません。何かのきっかけがないと、わざわざ時間を作ることが出来ないので、私が一計を案じました。  

 「お正月用の『まほろばオリジナル黒豆もち』の黒豆が、あなたの作った黒豆だったら素敵と思わない?」  
 「うん、いいね〜〜! よし、やろう。種まきの時には絶対呼んでくれ」 ・・・・・ と言うようなわけで、しっかり乗ってくれました。  

 でも播きっぱなしと言うのでは、作ったことにはなりません。草取りや、土寄せの時もどうにかして引っ張り出そうと考えています。証拠写真がなくてはね!!


 今年は、絹さやえんどう、こかぶ、レタス系も豊作です。  
絹さやエンドウは、私の背丈よりも高くなり、収穫担当の私にはだんだん手が届かなくなって来ました。

 いつもより早く作れたので、しかも採れすぎるほど取れたので、市場価格の半額くらいで出すことができました。  
サニーレタス、サラダ菜もいっぱいとれているので、100円とか、2株100円で販売しています。  

 サラダ菜は、最初、葉が広がって、その後、レタスのように巻き始めます。
巻いた白いところが、苦味が少なく、ほろ甘くてとてもおいしいのです。
それが過ぎるとトウが立って来て、くどい味に変わります。  
安くておいしい内にいっぱい食べて下さいね。
なんでも上手に作って、いい物を安く販売したいものです。

 

 私は、レタスやサニーレタスをキャベツのように千切りして、サラダにしたり、メインデイッシュに添えますが、半分ずつ2色にしたり、混ぜたりしても、色どりが良くてきれいですし、キャベツよりも優しくて食べやすいので,重宝しています。  

 また、同じように少し荒く千切りにして、大根や人参、きゅうり、の千切りや、こんにゃく、わかめなど、その他、なんでも彩りよく混ぜて、酢味噌あえにすると、夏はさっぱりしてとてもおいしいです。
どれも熱を透さないので、簡単に出来ます。
コツは、レタス系は、食べる直前に合えることです。  

 こかぶは、葉っぱは多少虫に食べられているものの、カブの肌はとてもきれいで、上出来です。



 初収穫のグリンピースが、夜になっても一袋も売れずに残っていました。

 少ししか無かったので、あっと言う間に売り切れるかと思ったのに・・・・・  去年はあっと言うまに売り切れたのに・・ファックスで我が家に送られてきた農園野菜の在庫調査票を見て、不審に思い店長に電話してみました。

「もしかして、去年と同じ値段で皮つきのまま売ってない?」  

 皮を取ると取らないのとでは、値段は何倍も違います。
出荷日が店長の定休日だったので、誰かが去年のねだんをつけてくれたのですが、それは、皮をむいての値段だったので、びっくりするような値段になってしまっていたのです。  

 さすがに誰も買わなかったみたいです。
でも、ねだんを直した次の日からは、毎日完売です。
本当に申し訳ありません。


 
 スナックエンドウだと思って植えた場所が、できてみたらほとんど全部グリンピースになってしまいました。

種取りした段階で、誰かが間違ってグリンピースを間違えて、スナックエンドウと書いてしまったのか、春に苗づくりする段階で、ネームプレートを間違えたのか、今になっては分かりません。  


 でも、グリンピースの中にポツン、ポツンとスナックエンドウが生えているのも不思議です。
 
あと半月後くらいには、ルーツの確かな夏用スナックエンドウが出来てきますので、しばし、お待ち下さい。




 早採りのきゅうり(味一角・F1)と、自家採取の上高地、ズッキーニの出荷が少しずつ始まっています。  1週間もすれば、他所から仕入れなくてもまかなえるようになると思います。  

 ズッキーニは毎年同じところで自家採取しているので、交雑もいいところで、出来てみなくては、何が出来るか分かりません。
今のところ、グリーンの濃いダボダと、黄色のズッキーニができています。

成長の遅いのが、縦じま模様のココゼリだと思います。
雑種強勢で生命力抜群です。  
あんなに弱々しそうだった苗が、こんなに丈夫そうになるなんて、とても信じられません。ズッキーニの苗を信じて買って下さった家庭菜園のお客様、元気で育っておりますでしょうか。



 最後のほうにきゅうりの苗を買われた方が、活着しなかったとの連絡を戴きました。
(農園の直まきの苗を、小さくて申し訳ないですが差し上げることに致しました。本当に申し訳ありません)  

 最後のほうは、あまり手入れもせづ、外に放置していたものなので、しかも、老化苗になっていたので、活着しなかったのかも知れません。もう、時期が遅く、他所ではどこにも売ってなかったので、残っている苗を安くして出していました。

 農園でも残った苗をもったいないので植えましたが、活着はしたものの、なかなか立ち直りが遅く、高温が続いてやっと立ち直ってきました。
 
活着した方は、こういう苗は木は貧弱なのに、早く実をつけやすいので、2果ぐらいは取ってあげると良いと思います。
上手に作ると、子沢山になり、いくらでも実をつけてくれるようになります。

 10日ほど前の事、さっちゃんこと研修生の上島さんが、通勤途中、バイクで転んで左膝のじん帯を一部断裂してしまいました。
ちょっと長くかかりそうです。

明るくてなかなかテキパキと手早い子だったので、いなくなってみると、仕事がどんどん遅れ遅れになってしまいます。
よく役に立っていたんだなーと、今さらながらよく分かります。

でも、じん帯は無理をせず、しっかり直すことが大切なので、あせらないで治してほしいと思います。

 余りにも仕事が遅れて困ってしまったので、誰か働きたい人が来てくれないかなーと思っていましたが、そんなに都合よくも行きません。

でも、朝のミーテイングの時に皆で念ずることにしました。
研修生の松本君も皆で念じた翌日に電話がかかってきたからです。  

 果たして、家に帰ってみると、山下君から電話がかかってきました。
以前に研修生になりたいと言っていたのですが、個人的な事情で来られなくなっていた人で、その後、音沙汰無いので、もう来ないなと諦めていた人でした。  

皆の念が届いたのか、関係ないのか分かりませんが、とにかく、午前中に面接して(5月30日)、午後から即、働くことになりました。


 ホンダの軽を寝られるように改造して、九州からはるばる旅行して来たのです。0−1テストと、0−1テスト農法を勉強したいばっかりに!!
きっと頑張ってくれると思います。
しかし、農園は私と二人のパートさん以外、フルタイムの従業員は、全員男ばっかりになってしまいました。頼もしいと言うか、色気がないというか!!   

「さっちゃん、早く元気になって帰ってきてね!」  
皆で待っています。

 

      2009年7月号
   

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