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まほろば自然農園
 
   

     
     1月の半ば頃から・・・ハウスの周りを除雪し、中の雪を外に出し、

 2月の始めに・・・・・ビニールを張って、早く融けるように炭を播いて雪割し、太陽とストーブの力も借りて土を乾かして、

 やっと2月の終わりから3月の始にかけて青菜類(小松菜・ほうれん草・春菊・水菜・ルッコラ)とスナック・絹サヤ・サニーレタス・半結球レタス・ラディシュを直まきし、第2ハウスの真ん中に温床を作って、

 3/1日には・・・・・ハウス用のトマト(桃太郎ファイト・みそら64)・ミニトマト(甘っこ・ラブリー桜)の種を播き、

 3/4日には・・・・・ピーマン(さきがけ・自生・京ひかり)カラーピーマン類、ししとう・キムチ用ナンバン・激辛ナンバンの種を播きました。

 3/10日には・・・・露地用のトマト・ミニトマト(イエローミニ・アイコ)調理用トマト(シシリアンルージュ)とナス(真仙中長・くろべい・長なす・ローザビアンカ・サラダナス)の種まきをする予定です




 


     

去年、日韓友好親善の『韓国のり』の後藤吉助さんの招待で、主人が韓国を訪問した際に、お土産に買って来てくれたもので、売れるかどうか分からないものを作ることになりました。



売れなければまほろばで使うしかないと考えて、キムチ用白菜(オモニ65)も作ることにしました。


私は、キムチは食べるのは大好きですが、作ったことが無いので、秋までにソフテリアの大和さんと研究しておかなくては・・・どんなキムチが出来ることやら・・・!!

(まほろばの店頭に置いてある韓国のりが、後藤さんの作った「日韓友好のり」で、日韓友好親善の深い思い入れがこもったもので、まほろばも薄利で協力させて戴いています)





   
 
 
   

 

 ミニトマトのアイコが美味しいからと毎年作るように勧められているのですが、何回か作ってみたけれど、なかなか上手に出来ません。

 トマト類は、もともと強い太陽光線を好む作物なのですが、アイコは特別に強い光が必要なようで、山に囲まれたトマトハウスの日照時間が短いせいで、なかなか熟してくれないし、甘味も出にくいのです。

 そこで今年は、一番日当たりの良い露地の第4農場に植えてみることにしました。
 湿気の嫌いなトマト類は、露地では水分のコントロールが出来ないので、一雨降ると、味が落ちてしまうのですが、8月の始から半ば頃まで雨が降らない日が続くと、ハウスより美味しくなる時もあるからです。
 しっかり高畝にして水ハケを良くして作りたいと思います。





 
   
 
 
 知恵と言うか、生命力と言うか、ネズミの方がわたしたちより上のようで、分かっていても、毎年やられてしまいます。

 果菜類(トマトやピーマン、ナスなど)がやっと発芽揃いしたかな、と言う頃に、芯芽を切ってしまうので、また、播き直しになり、結果、定植が遅れ、当然、収穫始が遅れてしまうわけです。

 それでネズミは、その芯芽を食べるのではなく、一杯寄せ集めて、暖かい温床の中に巣作りする為の材料にするわけですから、これはもう許せません!!

 野ネズミは大自然の中で子育てをしなければいけません。
それなのに、こんな温床の暖かい所で生まれた赤ちゃんは、過酷な大自然の生存競争に生き抜いていけないではありませんか?

「ネズミさん安易な生き方をしないで下さいね!!」


   

 
   

 
 それでは、プロの農家は大丈夫なのかと、農家の人たちの集まった所(小別沢町内会の特別会員にしてもらっています)で、お知恵を貸して戴けないかと話題にしてみたけれど、被害の報告ばかり・・・。
 
 農家にとって、ネズミは永遠の天敵のようです。
それでも負けてはいられません。

色々試してみましたが、最もオーソドックスな金網のネズミ取りが一番良いようです。
今年は、もっとネズミ捕りの数を増やして、対抗してみようかと考えています。

さて、どんなものでしょうか?

 もっと、良い方法をご存知の方があれば、ぜひご教授戴ければ幸いです。



 

 

 
     今日(3/5日)トマト・ミニトマトの発芽の報告がありました。いよいよネズミさんとのバトル開始です。


 去年は、ネズミに食べられて、植え直す種が無かったので、ハウスの中に自生した苗を植えたので、収穫始めが7月半ばになりました。

本店の大橋店長に、家庭菜園より遅いと言われてしまったので、今年こそは、7月始めには出したいと思っています。

今日は、直まきの水菜も発芽しました。一ヶ月もすれば、青菜類の出荷が始まります。

今年は、去年より種類も増やして、植え付ける予定です。
季節ごとに変化をお楽しみ戴けると思います。





 
   
 

 昨日(3/5)、北大農学部の大講堂で開催された、NPO法人北海道有機農業研究協議会主宰の有機農業技術交換発表大会に、農園の人たちと一緒に参加してきました。

 何と言っても≪有機農業で一番大変なのは除草である≫と言うのは、全員の一致する所で、除草剤を使わないで、いかにして除草するかと言うのは、有機農業者の永遠のテーマのようです。

 また、発表者の方たちの一致する所は、除草のタイミングが如何に大切か、とりわけ、早期除草の重要性です。

 「上農は草を見ずして草を取り、中農は、草を見てから草を取る。下農は草を見ても草取らず」・・・まったくその通りだと思います。

 さて、まほろば農園はどちらでしょうか?

 



 
   

 
   

 

 

 


 
 まほろばでは、ホルモン系を攪乱し、生態系や人類の未来にも関るようなこのホルモン系の除草剤を使うか、使わないかという事は、農業における最大の課題だと考えています。

他のどんな農薬を使わなくても、除草剤を使うという事がどんなにいけない事かという事を農業者を始め、多くの方に理解して欲しいと考えています。

 低農薬と無農薬の違いの大きさは、除草剤にあると思っています。
他のどんな農薬を使わなくても、化学肥料を使わなくても、自家採種のどんな良い種を使おうとも、一回の除草剤が、すべてを台無しにしてしまうからです。
 
   

 
     
 発表者の一人から、「一方で、草と共生する道もあるのではないかと考えている。」という発表がありました。

私はもっとその続きを具体的に聞きたかったのですが、大会のテーマが如何に雑草を完璧に撲滅するかという技術の発表という所にあったので、さらりと終わってしまいました。



 
   
 
   

 発表では、大豆や小豆などの豆類を取り上げている方が多かったのですが、まほろばでは、作物の個性や生長段階と、季節の移り変わりやお天気などの環境条件に合わせて臨機応変に対応しています。

豆類は、強い光を必要とする作物なので、雑草に光を遮られるというのは、収量減につながり、雑草は仇のように撲滅しなければいけないと思います。

 一方で空気中のチッソを固定してくれる根粒バクテリアが活躍してくれる為には、土に適度な湿り気も必要です。微生物は乾燥している所では育たないからです。
 まほろば農園は、山の裾野に位置している傾斜地で、風も強く、土が乾き易いので、雑草を撲滅してしまうと、乾きすぎて、豆が成長してくれません。特に花が咲いて実がつく時には、多くの水分が必要なので、茎や葉が太陽光線を遮られない程度の草を根元に生やしておく必要があります。

 比較的雨の降りやすい幼苗期には、太陽光線を優先し、しっかり草とりしてあげて、真夏の乾燥期には根元から草を取らず、草刈機で軽く刈ってあげる事にしています。




 
   


 
   

 まほろばの栽培理論と実際は別で、なかなか理想どおりにタイミングよく管理できなくて、理想的に出来た時は、立派な豆類が出来るのですが、往々にして豆類は草ぼうぼうになる事が多いようです。

果菜類のように作り方が難しくなく、手間もかからないので、トマトやナス、ピーマン、キュウリなどの手入れや水やりが優先されて、豆類は後回し、後回しになってしまうからです。
今年はしっかりやって、美味しい枝豆をお届けしたいと思います。

 参考の為に、作物の光飽和点は以下の通りです。家庭菜園の方の参考になると思います。

光飽和点:これ以上光が強くても光合成速度が変わらない点のこと。
光が強ければ強いほど光合成は活発に起こりますが、ある光の強さで頭打ちになります。
そのときの光の強さのことです。




 
   


 
   


 青菜類や、レタス、カブなどが、夏場露地で育てにくく、アクや苦味が強くなるのは、光飽和点が低いばかりでなく、あまり強い光は成長を阻害するからです。
 
また、出来ても品質の良いものは出来ません。
とりわけ、春菊や、シソ(大葉)などは、光が要らないので、夏場でも大きい木で遮光されたところに作っています。
 
でも、夏場にほうれん草や小松菜を露地で作ろうと思ったら、出来るだけ、日の当たらない所で作るか、遮光ネットを掛けたり、閉めたり大変です。

草も多少生えていた方が、柔らかくて、アクの強くないものが取れるのですが、気温が高いので、雑草の成長も早く、作物が埋まって見えなくなるくらいに生えると、ヒョロヒョロの軟弱野菜になってしまいます。




 
   


 
     無理して、季節に合わないものを作るのは、病害虫にも犯され易くなるので、ハウスで作れる人にお任せして(まほろば農園は、ハウスが少ないので、トマト、キュウリだけで手一杯で、青菜を作ることが出来ません)


 今年は、夏場は、高温と紫外線に強い南方起源の野菜を露地で作る計画を立てています。

 金光菜・うまいな・ブライトライト・早生サイシン・ヒユナ(バイアム)などです。
上手に作れるでしょうか?
それでは、乞う、ご期待です。



 
       

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