●無事の歳、無事の事
今年も残す所
後3時間余り。
ようやく、店を閉め、
後片付けを始めている。
いささかの掃除と、
「酉の市」から「初売り」への衣代え。
生鮮品の処分。
商品の在庫取りと発注。
初売りのたよりの印刷と垂れ幕作り。
パートさんのねぎらいと隣近所回りのご挨拶。
まだまだ、仕事は山のように残っているが、
ほどほどの処で打ち止め。
最後、エリクサー台を囲んで手打ち式。
地下の「無限心庵」にて、一年の感謝の礼。
今年も、無事暮れようとしている。
それだけで、ありがたい。
この20年間、
最後の〆に、みなに言い続けて来た。
「無事が何より、
無事より有り難いものなし」
と。
まほろばは、
大きくも、有名にもならないが、
みな、事無きを得て、
今居ること、
今生かされていることで
充分。
それだけで、
たくさん、たくさん
戴いている。
お客様が変わりなく、
みんなが元気であれば、
すべて万々歳!!
今年も万々歳、
今までも万々歳、
来年も
ずーと、ずーと、万々歳!!
そう、私たちは、
天の神様から
自然の仏様から、
一杯、一杯、
戴くのみ。
これ以上、
要らないくらい。
ありがたい。
ただ、ありがたい。
眼が回るほど忙しくても
こんな気持ちで、
歳を越せる幸いを
感謝します。
皆様、ありがとうございました。
来年もさらに、
幸いの歳でありますことを。
無事の歳でありますことを。
「大晦日の月」と「寿の字」三態