![寺山先生 1.jpg](http://www.mahoroba-jp.net/blog/%8E%9B%8ER%90%E6%90%B6%81%40%82P.jpg)
開口一番、「病気は憑霊である」と断言された。
この意外な言葉に、驚いたのは私ばかりではない。
先生の末期ガン克服の中で、
明らかに見出された答えには、その裏づけがあった。
食事法やヨガなどいろいろな事を試み、
それで複合的な相乗効果はあった。
しかし、治癒の決定的な原因は、
臨死体験の夢や
朝日を拝むことによって、その光から
閉ざされたチャクラが開かれ、
収縮したオーラーが放たれた事だった。
そして、取り巻く自然や環境も、
一斉に輝き出したのだ。
そこで、知ったのは「愛」であった。
あれほど憎悪したガンさえも愛するようになられた。
全てと一体になった時から、
見違えるほど、回復が早まった。
![寺山先生 2.jpg](http://www.mahoroba-jp.net/blog/%8E%9B%8ER%90%E6%90%B6%81%402.jpg)
それから、
人のオーラーが見えるようになられた。
そして、多くの人に、
さまざまな浮遊霊や自縛霊が憑りついているのが見えるという。
除霊の必要性も説かれる。
今までだったら、この手の胡散臭い話は
どうも苦手で、拒絶して避けて来た。
生理的に気持ちが悪いというか
いわゆる、怪しい感じが嫌なのである。
ところが、その日は違っていた。
寺山先生は、物理学専攻のIT企業の先駆者であり、
およそ、その世界に全くの無縁であった。
目に見えない世界に対して、想像的・観念的でなく、
科学者らしい、実証主義的な眼と姿勢で観察された。
その卓越された意見が、同じ表現でも
新鮮で信憑性に充ちた言葉として
私の心に届いたことが嬉しかった。
![本 1.jpg](http://www.mahoroba-jp.net/blog/%96%7B%81%40%82P.jpg)
イギリスのフィンドホーンとの関わりも奇跡のように、
世界の人々と繋がれたのも、
そこに体験者としての真実が、
言葉の壁を越えて共鳴したのだ。
あの代替医療の世界的権威
アンドルー・ワイル氏の名著
「癒す心、治す力」の中に寺山氏が紹介され、
氏の名は世界中に届いた。
寧日、国内外に飛び回り、
世界の病める人々に、
治る事実と生きる希望の灯を
点じ続けておられる。
![寺山先生 4.jpg](http://www.mahoroba-jp.net/blog/%8E%9B%8ER%90%E6%90%B6%81%404.jpg)
(「治る人 治らぬ人 治せる人 治せない人」
初めての題名でのまほろば講演会。
プロジェクターもまほろば用に新しく編集されたもので、感激しました)
講演後、参加者全員が、
先生とのハグを求めて、
涙して別れを惜しんだ。
次なるワークショップでの再会を約束して。
オープンマインド、開かれた心の
全てを受け容れて許される、その温かさに、
何とも言えぬ懐かしさと安らぎを感じたのは、
私ばかりではない。
その後、先生との話は
医学から経営、芸術等々と
尽きぬ話題に、私としては
心の友(年上で失礼ですが)を得た
感激を味わった。
![知音 2.jpg](http://www.mahoroba-jp.net/blog/%92m%89%B9%81%402.jpg)
身近に聴いたチェロの音に
かの知音の謂れとなった
伯牙と鐘子期の心の絆を思った。
琴の名手、伯牙は
唯一、名聞き手の鐘子期が夭折した時、
「最早、我が心を解する者なし」と
嘆いて、琴を叩き割り、
生涯二度と琴を弾ずることがなかった。
![寺山先生 3.jpg](http://www.mahoroba-jp.net/blog/%8E%9B%8ER%90%E6%90%B6%81%403.jpg)
![本 3.jpg](http://www.mahoroba-jp.net/blog/%96%7B%81%403.jpg)
(「超越意識のためのチェロ瞑想曲」¥2100・まほろば扱い)
先生は、覚醒した後、桜の花弁が「今から落ちるよ」
という声が聴こえるようになられたという。
先生とのミク友の紹介の一文を・・・・・
先生のチェロの一音。
そこに、桜の
潔さ、哀しさ、
たおやかさ、慎ましさ
・・・・・・
全てが、聴こえます。
今生、初めて知音に会みえました。
震える如き魂の邂逅と
いうものが、あったのですね。
shinは
真にして、心。
信にして、神なり。
(shinは寺山心一翁先生のmixi名)
![本 2.jpg](http://www.mahoroba-jp.net/blog/%96%7B%81%40%82Q.jpg)
(「ガンが消えた」¥1400 まほろば扱い)