師走一ヶ月は、まだ一日も休めていない。
31日の夜9時まで、後一息。
重たい体、朦朧とした頭を抱えながら、多忙を極める店を抜け出し、
先日開店したばかりのヘッドスパ「アンジュベリール」さんへと向かう。
三越の斜め向かい、電停前の中心地ビル3Fにある。
電話で予約すると、幸い今日が最終日であるとか。
何故、こうも無理して出かけるかは、
それは「業務用エリクサー」を設置したからに他ならない!!
元付けタイプだから、そこの水回りは、みなエリクサー水ということになる。
その様子を伺い知りたかった。
だからお忍びで、互いに先入観なしで体感したかった。
元々、業務用の要望は多かった。
だが、バック・ウオッシングが出来ないため、今まで応えられないでいた。
共働学舎の牛舎やチーズ製造所には、試作的に設置したのが第一号だった。
それから、彼のチーズが国際コンテストでグランプリをとるなどおめでた続きだ。
その一翼を担っていれば嬉しい限りである。
あれから相当年月が経っているが、ここの女性オーナーがどうしても、
との情熱に心動かされ、第二号目の業務用に取り掛かった。
これには、メカに強く浄水器に詳しい大橋店長が、
管体の手配から濾材の詰め方、設置までこなし、
全面的に力を注いでくれて、
どうにか開店日まで間に合わせることが出来た。
連日の遅寝・早起きで、相当体が草臥れ果てている。
頭のマッサージと洗浄くらいで、どうにかなるものだろうか、と心もとなかった。
しかし、リクライニングで体を横たえ、頭を洗い始めると、
ファワーと全身から、特に足から気が抜けるのが、鈍感な自分でも分った。
こんなに疲れていたのか・・・・と、思われるほどだった。
そして、お湯がかけられる。
熱いはずだが、むしろ心地よい。
何と言う、軽やかさ、清々しさだろうか。
洗髪で、こんな心持になったのは、生まれて初めてのことだ。
よくエリクサー利用者の方から、逆洗したお湯をお風呂に入れて、
入浴する気持ちよさは「極楽気分で格別だ」、と異口同音に語られるが、
あいにく自分には経験がない。
それは、「この事だったのか」と、瞑目しながら妙に納得していた。
それは、まさに
「・・・・・・岩に染み入る 蝉の声・・・・」
なのである。
水によって誘導された氣というか、ある種のエネルギーが、
スゥーと入ってくるのが、手に取るように分るのだ。
クタクタになった頭皮が、瞬間、
パリッツ!と引き締められるような音がするのだ。
しかも、使われているヘア・ケアーがすべてオーガニック。
「john masters organids」というメーカーのもので、
そのハーブ類も多分に効を奏しているのだろう。
また指技といおうか、マッサージの快さも手伝って。
1時間ほどが、夢見心地の中で軽い眠りと共に過ぎて行った。
起き上がった時、わずかこの頭部の刺激で、
かくほどまでに、全身が軽やかになるものか、と
内心感嘆の声を上げた。
ここの女性オーナー「西未智」さんの先見の明と言おうか、
真なるものへ駆り立てられた想いが、ここにあった。
未来を志向しながら、今を現実化した彼女の志に思いを馳せた。
きっと、人を変えたり、生き方に気付いたりするのは、
こんなちょっとしたきっかけから起るのかも知れない、と。
そこにはまた、「ELIXIR」に潜む底知れぬ能力や神秘が潜んでいるように感じられた。
まだまだ、無限の可能性が広がり行くのを感じながら、
街の灯りを後にした。
(業務用に関しては、個々のご相談に応じます)
RELAXATION HEAD SPA 「Angebellir/アンジュベリール」
〒060-0061 札幌市中央区南1条西4−8 NKC146ビル 3F
Tel 0800-800-0850 (通話料無料)
Tel 011-299-6686 要予約
(1月に、特集号を組みます)
追記:
夢薬局「エッセンチア」の篠原先生によると、
300ccの水を、30分間頭を循環洗浄すると、130〜150ccの水を、
頭が吸収するという実験報告があると。
それが良い水であるほど、吸引結果が著しいという。
成程!!、エリクサーの水をダイレクトに頭皮が吸うのか!!
つまり乾いた土壌が、水を吸い取り紙のように吸収するようなイメージである。
これからは、ヘッドスパの時代が必ず来る!と先生は語られる。
それは、現代人の頭脳が疲れすぎているからだという。