2008年12月31日

●生き切った一年 ありがとうございます!!

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今年も後残すところ6時間。
あっという間の大晦日。
あっという間の師走。
あっという間の平成20年。

きっと人も、あっという間の一生なんでしょうね。
この一年、本当にいろんな事が、限りなくあったはずが、
過ぎ去れば、あっという間の一年だった。
でも、これでいいんでしょう。

後に記憶を引きずらずに、すべてをリセットして
新しい日を、月を、年を迎えればいいんですね。
もし、前世というものがあるとしたなら、
その記憶を消去して、この生に臨んだのでしょう。

だから、前も後も思わず、今を一生懸命生きれば良いのでしょう。
神様は、きっとそういうふうに仕組んだはずです。

あぁ、「今年も働いたなー」という感慨があれば、それで良いと思っている。
何も残さず、何も悔いず、何も煩わず、
今の一瞬一瞬を生き切りたいと思う。
人間は、それだけでいいのだと思う。

きっと、明日起きたら、
今日の元旦を目一杯生きて見ようと思うだろう。
それが、寝正月だろうが、
食い正月だろうが、構わない。
とにかく、とことん生き切ってみよう。

今年は、大変お世話になりました。
来年もまた、まほろばとお付き合い戴きますよう
よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

では、良い御年をお迎え下さい。
きっと来年も輝かしい年となるでしょう。

                2008年 12月31日
                          まほろば主人

2008年12月30日

●麻の神聖 「麻羽/あすわ」

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(精麻とエリクサー水で作られた「麻羽/あすわ」)

下の写真は、何をしている所だと思われますか。
実は先月、小樽朝里で行われた寺山心一翁先生のワークショップでの一コマ。
邪気を払っているシーンです。

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(先生が参加者を「麻羽」で清めている)

先生がおっしゃるには、病気のほとんどが憑霊現象だそうです。
ですから、薬を飲んだり、病院にかかる前に、
先ず除霊することが、とても大切だそうです。
このことは、代替医療や先駆的治療を行っているヒーラーの方々も指摘しています。

その除霊のための簡単で確実な方法は、
松の枝で払うのが一番手っ取り早いそうです。
正月の門松などの飾りに松が欠かせないのは、神様を招く樹木だからでしょう。
古人は、直感と経験から、その事実を知っていたのでしょうね。

それと同じ霊気を持つ神聖な植物に古代麻があります。
現代では、覚醒面のみ取り沙汰されていますが、
一方では古代から伝統的に祭祀神儀で使われていました。
詳しいことは、後日検証してみましょう。

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(参加者同志で邪気を払っている所)

当日、寺山先生がこの麻の道具をお使いになって、
参加者の特に首の後ろ辺りを払っておられました。
先生は、オーラーを直視できるので、使用前後の変化が分り、
その効果が、松の枝と同じであることを確認されました。

日常でも、これを携帯して払うと良いそうです。
ことにインターネットによる雑多な情報が無防備に入ってくる日常、
その邪気が部屋を取り込み、人に憑くことが多く、
これを払うのに、画面を一撫ですれば、
刹那にして清浄になるとのこと。

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これは意外な盲点でしたね。
自らケガレ地に足を運ばなくても、
CPの画面から邪霊が、いとも簡単に家に侵入してくる訳です。
怖い時代ですね。
画面の前が悪の巣窟になる可能性があるのです。

ケガレ地が即、イヤシロ地に変換できるアイテムが、
この「麻羽/あすわ」と言うことです。
軽くて小さいので、持ち運びにも便利ですね。

それともう一点、電磁波防止グッズにもなる利点です。
胸腺の位置に、この「麻羽」を首から下げます。
すると、不思議な事に胸から楽になって行くのです。
輪の結びが、「メビウスの環」になって、正氣が循転するのでしょう。

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(「草津あおばなや紅花などの七色染め」)

作者は関西在住の方で、
精麻の美しさの魅力に惹かれて組紐に取り組み、
また草木染で七色染めなどを試みるなど、
古代日本の伝統の一端を今に引き継ごうとされておられます。

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(「母抱結」【はぐくむ】可愛結を精麻の組紐で包み、首からかけるネックレスにしています)

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(「麻の組み紐」)

この麻の刷毛は、エリクサー水で清め、晒し、束ねたもので、
内的な結び合いを意味するものです。
一品一品、手作りですので、お手元に届くまで
多少のお時間を戴きたいと思います。

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「麻羽/あすわ」 一刷毛 ¥3、000(税込み)
正月五日・初売りに販売。
(ご予約を戴ければ、幸いです)

2008年12月29日

●儂(「わし」と「おやじ」)の昆布

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この昆布はただの昆布ではない。
これは、親子・父子の物語が隠されている。
儂を「わし」と「おやじ」と呼ばせている。
「わし」が採った昆布は、即ち「おやじ」の昆布でもある。
昆布漁一つで俺を独り立ちにさせてくれた昆布。

利尻から離島して幾春秋。
今、年老いてどうして暮らしているだろうか。
正月にも帰らなくなってから、もう何十年にもなる。
出来れば、家族兄弟が寄り添って一緒に酒を酌み交わし、
おふくろさんが作ったうま煮や雑煮を食いたいものだ。

家から送られたこの昆布を見るにつけ、
子供の頃、前浜で昆布採りや日干しを手伝わされた記憶が甦る。
村のみんなと一緒に歓声を上げて賑わった浜辺が、
今の自分を育ててくれた。
この心を育ててくれた。

今も夢見る「利尻の富士」よ。
生涯、利尻とおやじからは、俺は離れられない。
ありがとう、
ありがとう、・・・・・・・・。

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昨年欠品した「利尻昆布」が、再入荷した。
見るからに、力強く、光沢に満ちた色艶があり、
おそらく一等検として遠く京にて売り買いされる格であろう。
稚内一円の道北昆布が、利尻昆布として売られている。
しかし、本当の利尻昆布は、そのわずか一握りでしかない。
その風格は、天然物として矍鑠然とした趣がある。

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だし汁にすれば香り高く、その風味は京都の千枚漬けや湯豆腐にも定評。
味わい深く、「おぼろ」「とろろ」にも向く。
養殖も行われているが、やはり天然物の深い風味に叶わない。
これほどの品質はそうざらに見られるものではない。

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料理の基本は出汁にある。
舌に濁りがある時は、先ず舌を澄ませ。
それは海水の汐に練られた昆布出汁に限る。

「先ずは、昆布以って基本に立ち帰るべし。
これ、料理における骨髄にして常道なり」
この『料理大全』の結語に注目したい。

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ある昆布漁師の息子さんとの縁が出来て、
この産地直送の「利尻昆布」を入手出来た。

そう、その孝行息子とは、
まほろばの島田浩編集長、その人であった。
彼は、利尻生まれの海育ち。
大自然に育まれた彼の感性はピュアで深い。

一方、大橋店長も、士別生まれの畑育ち。
まほろばの双肩は、北海道の大地から生まれ育った野生児だ。
だから、まほろばはしっかりと
「大空と大地の下」で根をはり、天に向かえるのだ。
頼もしい奴らなのだ。

「儂(わし・おやじ)の昆布」 150g ¥1,300

2008年12月28日

●ヘッドスパ「Angebellir」さんと業務用「ELIXIR」

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師走一ヶ月は、まだ一日も休めていない。
31日の夜9時まで、後一息。
重たい体、朦朧とした頭を抱えながら、多忙を極める店を抜け出し、
先日開店したばかりのヘッドスパ「アンジュベリール」さんへと向かう。
三越の斜め向かい、電停前の中心地ビル3Fにある。
電話で予約すると、幸い今日が最終日であるとか。

何故、こうも無理して出かけるかは、
それは「業務用エリクサー」を設置したからに他ならない!!
元付けタイプだから、そこの水回りは、みなエリクサー水ということになる。
その様子を伺い知りたかった。
だからお忍びで、互いに先入観なしで体感したかった。

元々、業務用の要望は多かった。
だが、バック・ウオッシングが出来ないため、今まで応えられないでいた。
共働学舎の牛舎やチーズ製造所には、試作的に設置したのが第一号だった。
それから、彼のチーズが国際コンテストでグランプリをとるなどおめでた続きだ。
その一翼を担っていれば嬉しい限りである。

あれから相当年月が経っているが、ここの女性オーナーがどうしても、
との情熱に心動かされ、第二号目の業務用に取り掛かった。
これには、メカに強く浄水器に詳しい大橋店長が、
管体の手配から濾材の詰め方、設置までこなし、
全面的に力を注いでくれて、
どうにか開店日まで間に合わせることが出来た。

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連日の遅寝・早起きで、相当体が草臥れ果てている。
頭のマッサージと洗浄くらいで、どうにかなるものだろうか、と心もとなかった。
しかし、リクライニングで体を横たえ、頭を洗い始めると、
ファワーと全身から、特に足から気が抜けるのが、鈍感な自分でも分った。
こんなに疲れていたのか・・・・と、思われるほどだった。

そして、お湯がかけられる。
熱いはずだが、むしろ心地よい。
何と言う、軽やかさ、清々しさだろうか。
洗髪で、こんな心持になったのは、生まれて初めてのことだ。

よくエリクサー利用者の方から、逆洗したお湯をお風呂に入れて、
入浴する気持ちよさは「極楽気分で格別だ」、と異口同音に語られるが、
あいにく自分には経験がない。
それは、「この事だったのか」と、瞑目しながら妙に納得していた。

それは、まさに
「・・・・・・岩に染み入る 蝉の声・・・・」
なのである。
水によって誘導された氣というか、ある種のエネルギーが、
スゥーと入ってくるのが、手に取るように分るのだ。

クタクタになった頭皮が、瞬間、
パリッツ!と引き締められるような音がするのだ。
しかも、使われているヘア・ケアーがすべてオーガニック。
「john masters organids」というメーカーのもので、
そのハーブ類も多分に効を奏しているのだろう。

また指技といおうか、マッサージの快さも手伝って。
1時間ほどが、夢見心地の中で軽い眠りと共に過ぎて行った。
起き上がった時、わずかこの頭部の刺激で、
かくほどまでに、全身が軽やかになるものか、と
内心感嘆の声を上げた。

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ここの女性オーナー「西未智」さんの先見の明と言おうか、
真なるものへ駆り立てられた想いが、ここにあった。
未来を志向しながら、今を現実化した彼女の志に思いを馳せた。
きっと、人を変えたり、生き方に気付いたりするのは、
こんなちょっとしたきっかけから起るのかも知れない、と。

そこにはまた、「ELIXIR」に潜む底知れぬ能力や神秘が潜んでいるように感じられた。
まだまだ、無限の可能性が広がり行くのを感じながら、
街の灯りを後にした。

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(業務用に関しては、個々のご相談に応じます)

RELAXATION HEAD SPA 「Angebellir/アンジュベリール」
〒060-0061 札幌市中央区南1条西4−8 NKC146ビル 3F
Tel 0800-800-0850 (通話料無料)
Tel 011-299-6686 要予約
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(1月に、特集号を組みます)

追記:
夢薬局「エッセンチア」の篠原先生によると、
300ccの水を、30分間頭を循環洗浄すると、130〜150ccの水を、
頭が吸収するという実験報告があると。
それが良い水であるほど、吸引結果が著しいという。
成程!!、エリクサーの水をダイレクトに頭皮が吸うのか!!
つまり乾いた土壌が、水を吸い取り紙のように吸収するようなイメージである。
これからは、ヘッドスパの時代が必ず来る!と先生は語られる。
それは、現代人の頭脳が疲れすぎているからだという。

2008年12月27日

●「大酉の市」 見える福袋!

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子年の〆めを飾る「大酉の市」が始まりました。
初日、寒波と猛吹雪の中で幕明け。
今日は、朝から快晴、御用納めの翌土曜日とあって込み合い、
昨日の陰鬱を割いて、再びと明々と幕を開きました。

酉の市画像.gif

特に「年末特売市」を今年から始めました!!
更に、実質実用のお宝袋「見える福袋」も用意しております。

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1セットALL40%OFF!
ECO袋は100袋限定!!
有機茶袋は50袋限定!!!

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後、売り切れごめんで、残りわずかです。
また、残す日数は4日間で、今年ともお別れです。

追記:
柱に飾り付けられた門松。
「まほろばの假屋崎」こと、福田君の作。
彼は今農場長で、農業高校では花を栽培。
趣味は華道であったとか。
とにかく、生き物を育てる彼の心は優しい。
今年、結婚し子供をもうけ、人生の大転換期であった。
これからをどう歩むか、どう成長するか楽しみである。

2008年12月26日

●モランさんも感嘆!橋本シェフの鮨!!

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連日、食べ物紹介で恐縮します。
山のように入荷する年末お節の惣菜と素材。
その中でも、出来合いの物でなく、
やはり新鮮な生ものが一等魅力的です。
昨年から、鮨とちらしを始めましたが、大好評です。

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(当日の講演内容が小冊子になっています。無料進呈)

この写真は、数年前、札幌で、
「まほろばチーズ『チッチ』の講演会」後の慰労会の様子です。
講演者のメンバーに橋本シェフが、
自分で鮨を手巻きする仕方とネタを説明している所です。

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特にフランスから来日されたチーズのオーソリティ、モランさんは初めての経験。
しかし、「セ ボン!セ ボン!(美味しい)」と誉めてくださいました。
何度か、モランさんと食事をともにしましたが、
繊細な日本食の違いが、よくお解りになるので驚きました。
お鮨が大好きです。

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仏在住の通訳・笹さんは世界を巡る食通。
彼も、大絶賛!!
共働学舎の宮嶋さん、食品加工研究センターの長島部長も、
地元に居ても中々、これだけ粒揃いの物は食べられないと堪能されました。

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そんな材料と腕で、年末のすし・ちらしをご提供します。
特に、春の北洋沖穫り・キングサーモン(大助)のネタは絶妙です、お楽しみに。
予約の余裕、今の処少しあるようです。

http://www.mahoroba-jp.net/restaurant/whats_new.html
(お鮨のご案内)

2008年12月25日

●すっかりきれい厚別店!!

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(ケースの上から顔をのぞかす、右から渡辺、中川、木村、穂積のスタッフ面々)

今朝、厚別店から電話が入った。
新しく設置するオープンケースを店内に搬入するのに、
「大窓ガラスが外れない!」とのこと。
早速、大家さんから建築屋さんに手配しての荒仕事。
ようやくにして入った。

20年以上も、魚介の面倒を見てくれた平台との別れ。
ご苦労様でした。
今日は小さいながら、ピッカピッカのオープンケースが入った途端、
店内がパァーと輝き出したのには、みな驚いてしまった。

今まで燻っていた店内を、泊り掛けで改装した若き店長。
それが今日一遍に結晶化した感じだ。
多くのお客様からも「きれいになったね」と声をかけられるのが一番嬉しいという。
よくぞ、ここまで頑張った。

くすんでいたバックヤードの辺りから光りが射して、
まるで違う厚別店に変身してしまった。
来年3月には、天井と壁を白く塗りなおして、
本当の衣替えになる。

いよいよ、厚別店は若い力で、
どんどん前向きに進んで行く。
お客様も、その魅力に引き寄せられる様に、
たくさん来店されることだろう。
厚別店にとっても、来年は大躍進の歳にしよう!!

ここに踏み止まって良かった。
その顛末を、明日発行のたより
「天の警告と0−1テスト」を読んで戴きたい。

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