2009年05月30日

●森下会長講演会、近し!!

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22日、岩月THD社長と寺田本家への取材の帰り、
水道橋の「国際自然医学会」を訪ねた。
8月に開かれるTHD社主催の講演依頼で、私もついでに同行した次第。
当日、会長の講演の前座を務めるとの事。

すると、突然その場で、「対談して下さい」と言われ、ビックリ。
「霊水」についての遠藤記者の会長への質問に、
長きにわたる世界の長寿郷探査で、気付かれた水の神秘を語られ、
興味津々として拝聴した。

その内容は、THD誌に掲載されるとの事、お楽しみに。
最後に、エリクサーについて、
会長より、私が言いたくても言えなかった事を指摘され、
この時、その洞察力の深さに、本当に驚かされた。
改めて、ただならぬ方だと、再認識させて戴いた。

血球の起源 森下本.jpg
シルクロード長寿郷.jpg

かの腸造血論を世に送り出した『血球の起源』や、
40年にわたる長寿村探求の精華『シルクロード長寿郷』の著書を購入して、
その学術的、理論的、実証的論究の足跡を拝し、
ただ感嘆おくあたわざる境に、
同席させて頂いたこの幸いを感謝した。

森下会長 2 09・5・23.jpg

家内の構築したまほろばの食理論の基礎が、
実に、桜澤如一先生と森下敬一博士の
両論から由来している事のご縁の深さを感じる。
彼女は若き頃、森下先生の著作をほとんど読破したという。
「食はすべての根本」であることを、
半世紀前から訴えられていたのだ。

今、生きた森下会長の謦咳に接する唯一の機会、
6月7日には万難を排して、ご来場戴けますよう
お願い申し上げます。

森下先生講演チラシA4.jpg


また、関東周辺のお住まいの方は、是非とも
8月9日の講演会にお越し戴けますよう、
お待ち申し上げております。
TFT(東京ファッションタウン)ビル東館9階・905
詳しくは、後日。

2009年05月29日

●国際食品素材/添加物展・会議

木曽路会議 9 食品添加 会場前.jpg

ifia JAPAN 2009「第14回国際食品素材/添加物展・会議」
HFE JAPAN 2009「第7回ヘルスフードエキスポ」が、
ビックサイトで行われた。
従来だったら、絶対参加しないであろう展示会だ。
何せ、食品添加物だから、今さらという感がある。

そこを、木曽路物産の鹿野社長のお誘いで21日に立ち寄った。
実は添加物という悪者イメージは日本だけで、
世界に行くと、それは一部の誤解でしかないことが理解される。
例えば、身近な重曹にしても、塩でも、
これは添加物のカテゴリーに入ってしまうのだ。

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実際、会場に入ると、世界からオーガニック有機農産物による
添加物が多く眼に付くのに驚かされる。
国内では見たこともない珍しい物もあり、
まほろばの商品造りに使いたい材料が何点かあり、
眼が開かれた思いだ。

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お目当ての「木曽路物産コーナー」には、鹿野社長はじめ
全社員が出迎えて下さり、また今回初対面の
学習院大学の上田隆穂教授、
東大のセルゲレン先生と、
モンゴル繋がりで知己を得た。
後日、その詳しい繋がりをお話したい。

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その日、6時から銀座の自然食旅館「吉水」で、
岩尾さんの重曹、上記お二人、上田先生の日中ビジネス、
セルゲレン先生の砂漠植林についての講座が開かれ参加した。
折りしも、THD社の岩月社長と青木さんとも合流。

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和気藹々の楽しい一時を過ごし、
先日の「ソロモン流」にも紹介された「吉水」さんで一泊した。
http://www.yoshimizu.com/
(お宿「吉水」HP)

次の日からエリクサー業務用発売にちなみ、
対談取材の旅が始まる。
乞うご期待。

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(「吉水」にて、鹿野社長のご挨拶)

2009年05月27日

●金鋒(Jin Feng) 博士講演会 in 北大

● 講演会のご案内 ●

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「中国における乳酸菌の
      機能性開発研究の状況」

日時:  6月3日(水)13:00〜14:30
場所: 北海道大学 農学部 N12講義室にて

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参加費:無料
講師: 金 鋒(Jin Feng) 博士 
        中国科学院 教授 Prof. of Human Genetics

内容: (日本語での講演です)
 人類遺伝学の専門家である金鋒博士は、
バクテリアバンクや少数民族の伝統食など、
膨大な数の乳酸菌サンプルの中から特に高機能な乳酸菌を選び出し、
独自の培養方法を発見しました。
今回の講演では当該乳酸菌の機能性についてお話していただきます。

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●セーンジャーさんの「蒼き瞳」

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セーンジャー 記事1.jpg
(「モンゴル食源紀行 そのV」より まほろば発行)

東京で、半年振りに、モンゴルのセーンジャーさんと再会した。
彼は、馬頭琴奏者で、現在日本を中心に後進指導や演奏会で寧日忙しい。
彼の底抜けに明るく朗らかな気性は、モンゴルの雲一つ無い晴天に似ている。
こんな清々しい青年は、もう見かけなくなってしまった。

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彼は、これまでに何枚もアルバムを出している。
最近、「恋情」という素敵な一枚をリリースされた。
オリジナル曲もあり、心に染み入る一曲だ。
ちなみに彼は独身!!!

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( セーンジャー「恋情」 ¥1.260 まほろば扱い )
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磯田夫妻と一緒にセーンジャーさんと銀座で待ち合わせ。
そこで、「小尾羊(シャオウェイヤン)」という
薬膳蒙古火鍋しゃぶしゃぶの専門店に案内された。
数多の漢方薬で仕込まれたそのつけ湯は絶妙で、
例の羊の蒸し煮を想像しただけに、意外な妙味に一同驚嘆の声。
是非、上京の際は、お立ち寄りを。
http://www.syabusyabu.net/

センジャー 鍋 2.jpg

話し込んでいる中で、
例の「レッドクリフ」の話で盛り上がり、モンゴル人男優
バーサンジャプは、関羽として適役であり、
大変懐かしさを覚えたことを指摘したら、
「あの人、僕の友達です!」
「えぇ!ビックリ!」

ちなみにジャブは、チンギス・ハーンの
次男・チャガタイの末裔であると言われている。

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「あの映画で、音楽担当された岩代太郎さんも友達で、
『蒼き狼』も手がけ、私はそこで馬頭琴を弾いたのです」
これを聴いて二度ビックリ。

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縁とは、不思議な巡り合わせで巡っているのだと思わざるを得なかった。
だから、どんな人にも親切に、温かい心で接しないといけないなー、
とつくづく思った次第。

ことに、最近はモンゴル繋がりでどんどん縁の糸が繋がっていることに驚く。
乳酸菌の第一人者、金鋒・中国科学院教授も、まほろばを尋ねて来道される。
詳しくは後ほど。

そして、いつか、
セーンジャーさんを北海道にお招きしたいと思っている。

2009年05月25日

●MR.BRAIN(ミスター・ブレイン)

遠出の疲れで、そのままソファで転寝してしまった。
「始まったわよ」の声に、
何が始まったのだろう、と思ったら、
キムタクのドラマらしい。

そういえば、東京の駅という駅の壁に
『MR.BRAIN』(ミスター・ブレイン)のポスターが貼ってあったっけ。
じーと見ていると、何やら海老蔵似の役者が出ている。
まさか、キムタクの端役には、出るはずがなかろうが・・・・
誰か新人が海老蔵ぶっているのだろう・・・・と思って見るが・・・

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そして、その回答が与えられたのが、一瞬だった。
二人が対面した時の、
眼光の奥、所作の節々、
格の差と言おうか、品位の香りと言おうか、
こうも違うものかと、ある種の感動を覚えた。

先入観は吹っ飛んで、こんなメリハリは、
市川海老蔵でなくして出来ない、
これは歌舞伎以外の何物でもない、と思ったのか、
それで安心してTVを観ずに、眠りこけてしまった。

いわば伝統の力は、現代の人気者をしても近寄り難い
大きな壁が立ちはだかっていた。
パリ・オペラ座の団十郎・海老蔵親子の勧進帳は出色ものだった。

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団十郎も不治の病を抱えて、海老蔵は命懸けで
父の血脈を継ごうと一大決心する。
その父が倒れる修羅場を掻い潜って来た若者には、
鬼気迫る家伝祖系の血が甦る。

仕草や発声の基本を叩き込まれた役者は、
現代物をやらせても、やはりその骨格は隠せない。
現代の皮肉を被っていても、
古典の骨髄はそれを支えて余りある。

つくづく思うのは、古典の力だ。
この歳になって、どうして古を尋ねなかったか、と悔やむこと頻り。
何をやっても砂上の楼閣のように思う。
まことにまことに、
「古きを温ねて新しきを知る」の使い古された格言を、
若き人に送りたい。

●味噌さん!?

味噌さん 1.jpg

昨日、新得の共働学舎で、漸く今回の取材同行紀行は終了した。
その車中で、THDの岩月社長が売り子さんに話しかけているので、何かと思ったら、
「いや、醗酵醸造は日本文化で最も大切なことですので・・・・・・・」
と説教している。
ここで、そこまで・・・・と思いきや、

「味噌さん!」
「ええっつ、みそ、ミソ、あの味噌!?」
「名前が、あの味噌?」
「わっ、味噌もビックリ!!」

名前が「味噌さん」で話題が盛り上がった。
先祖は新湊から来たらしいが・・・・・珍しい。
そして、まだ独身だった彼女に、最後には、
「旦那さんは、もう決まり!
醤油さんにしなさいな。
簡単に搾れるから、すぐ見つかるよ」

そんないい加減なことを言って、
その場が、ホッとくつろいだ。
きっと、何処に行ってもその話題になるに違いない。
ご先祖さまは、味噌作りの奇特な方なのだろう。

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後で、珍苗字を調べてみたら、何と調味料全部揃っていた・・・
「砂糖」「塩」「醤油」「酢」「味噌」
冗談に言ったその醤油さんは、味噌さんと同郷の富山県新湊にあった。
これは、これは!!!

2009年05月20日

●0-1TEST講習会

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道外初の「0−1テスト講習会」が、5月の2日に
日蓮上人が入寂された東京・池上本門寺の中、
実相寺というお寺で開かれた。

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とても閑静で、全く都会を感じさせない霊気が辺りに漂っていた。
住職の酒井智章ご夫妻も最後まで座に入り興じて下さった。
既に大広間一杯には100人以上も聴聞に来られている。

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会場は古色蒼然とした趣を予測していたが、
入れば、新たに改装した寺内はしっかりした造りと
現代的な開放感がある豪壮な空間だった。
ここでライブのDVDとCDを出された牧野さんの思い入れもうなずける。
講演前のクリスタルボールは、
緊張した心身を何時の間にか解きほぐしてくれた。

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この音楽の導入で、みな一体感に浸り、私も随分話し易くなった。
しかし通常、所要時間4時間の処へ、さらに理論編を加えたため、
0−リング実習をほとんどカットして0−1のみにしぼった。

2時間半で一様は収まったものの、到底講習としては、
無理な内容だったかもしれない。
次回は、ゆとりを持って実技を主体に、
習得を第一義に取り組んでみたい。
今回は「0−1テスト」の全体像を知って頂くだけでも
良い機会が与えられて感謝したい。

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次は、家内の「0−1テストと食」の講座。
東京では、何度か講演の機会もあったが、
マクロビオテックの方々には衝撃的な内容だったかもしれない。
これも1時間半に収めるのは、初めから無理だった。

この理論を構築出来たのは、相当の年数をかけた
実践と思索から生み出されたものだけに、
陰陽理論だけでなく、最先端の現代栄養学も止揚して
形成されているので、中々すぐには理解されないだろう。

しかし、マクロで壁にぶち当たっている方には、
その内容は極めて明快に心に響くだろう。
やはり、連続講座で徹底的に追及し検証して
受講者が胸に落ち付くまで求道する必要があるような気がする。

そんな背景から、金子さんが早速次回の講座を提案されているとか。
体系的な食理論のテキスト公開を要望する声も多かった。
農作業の繁忙期に入り、これは難渋な仕事になりそうだ。

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ことに食事相談のチェック法には皆さん関心が深く、
次回これも盛り込んで、実践的な食への
「0−1テスト利用法」を伝授出来たら思う。

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その後、1時間ほどのクリスタルボールヒーリング。
牧野さんはまほろばで、何度かライブをやって頂いたので親しみ深い。
同年同月生まれ同血液型のドロップアウト型で、会った時から気が合った。
ことに実相寺は天井が木のアーチ構造になっており、
音が立ち上がり、回ってくるので、
ここは牧野さんにもたまらないステージなのだろう。

6月の北海道のツアーでの再会を楽しみにしたい。

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お弁当及び親睦会の料理は、タカコナカムラさんのプロデュースによる
「Kanbutsu Cafe」制作のベジタリアンフードで、
その多彩さと美しさにびっくり、さらに美味しさに二度びっくり!
さすがタカコさん、そして店長の腕、
愉しませていただいて、ありがとうございます。

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お酒・ワインを提供して下さった片山さん。
井筒の生ワインロゼの講釈や今度発売になった「スレンダー酵母」の実演。
その弁舌仕草は、歌舞伎役者のようで、片山さんの本領が発揮される。
これは彼の天性のもので、実に様になっていて、芝居を観ているようだ。
彼とも醗酵醸造での付き合いも長い。
秋に、講演会を予定している。

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今回の参加者の中に、エリクサーの購買者やまほろば利用者の
お客様が多くお見えになっており、我ながらびっくり。
遠く離れておりながら、まほろばを愛してくださっている事に、
この場を借りて深く感謝申し上げます。

また今回この企画立案から実行までの一部始終に挺身してくださった
「ピンポイント」の磯田・金子ご夫妻、「くるくる」の蓬さん、「Kanbutsu Cafe」のタカコナカムラさん他、多くのスタッフの皆様の蔭の御努力に感謝申し上げます。

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(村上豊画 女神 )

このように、良き仲間に入れさせて戴いた事に、
無上の幸せと新たなる役目を感じるものです。
これを機会に、みな仲良く連携し合い、強い絆で、
次なる世界が開かれますよう祈ります。
今回の事々、本当にありがとうございました。

ピンポイントフォーラムの「万歩計日和」
http://www.pinpoint.ne.jp/manpokei/2009/05/02/

『0-1テスト(ゼロワンテスト)』のmixiに参加すれば、
もっと詳しい当日の情報を知ることが出来ます。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4086062