2010年03月31日

●「住宅リフォームフェア」出展報告 2

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「住宅リフォームフェア」の講習会
     まほろば:重曹チーフアドバイザー 工藤元子


「リフォーム産業新聞社」の依頼で、3月27日(土)・28日(日)に開催される
「住宅リフォームフェア」にて、重曹のお掃除の講座を無事に終えることができました。

今回の講演は・・
まほろばのおたよりで「重曹のこと」を少しは知っているうちのお客様とは違って、
まほろばのことをまったく知らない一般の方たちに、
どうこの重曹のことをわかっていただくか。

試行錯誤・・・、
たくさんの資料を読みました。
自分の中で消化するのに、納得がいかないと前に進めず、
また資料を読み・・・受験勉強状態の日々。

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「重曹の実験!」
と言って、事務所でもゴソゴソ作ってみたりもしました。
また当日は、言葉だけではわかりにくいので、
スクリーンで映像を見せて説明をすることになり・・・
これは、まほろばの売出し用に描いた
「重曹のおたより」のイラストが重宝しました。

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とりあえず・・
なんとか、かんとか見てわかりやすい内容に出来たかなと思います。

あとは当日の度胸かなぁ〜〜。

すでに何度も講演会を経験している社長と専務に励まされ、事務所でも励まされ
(「カボチャか、ジャガ芋と思え・・」って、「思えませ〜ん」)、
眼鏡をはずしていけばいい(回りが見えないように)、
最初に舞台でつまづいて転んで笑いを取れ
(「笑いを取って客の心をつかめって」、「人ごとだと思ってぇ〜」)
・・・と愛ある怪しいアドバイスもいただきました。

3月27日当日、私は午後2時半からの講演。
1時前に到着し、すでに先に講演なさっている先生たちの
お話も少し聞かせていただき、状況を視察。
時間が迫ってくるとドキドキするより妙に落ち着いてきました。

(開き直った!!か・・・)、

自分の時間となり、あまりに席がガラガラで進行係りの方が
何回も館内をアナウンスしてくれましたが、
依然としてガラガラ。結局、遅れて2時45分スタート!

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PTAとして(?)心配して後方の席で見守る社長が、
ガラガラなのを心配していましたが、
「開き直った私」は
「大丈夫、話を始めたら、絶対に集まる!!」
となにかが吹っ切れて、まったく平気。
これも昨年からのまほろばでの講習会の経験からかもしれません。

念は通じて(!?)、説明半ばよりほぼ席も埋まり、
後ろも随分と立って聞いているお客さまと関係者スタッフの姿も見られました。

終了後、うちの常連のお客さまたちに
「ヨカッタよ〜、よく解った」と有りがたい言葉をいただき、
社長以外の温かいPTA(!)がわざわざ来てくださったこと、感謝です。

そして、一緒に同行したうちのスタッフ・佐々木さん(本店・店長代理)によると、
かなり熱い語り口調だった!!
そうですが、そうなんだ、お恥ずかしい。

今回、「まほろば」という店のことを知らない方がまだまだ多い、
重曹を知らない方もたくさんいらっしゃる、
でも使い方を知りたいと思っている方も多い・・・こと等、
店以外での経験は沢山の刺激となりました。

これを糧に、これからも「重曹がいかに安心して使えるか」を
どんどんお伝えしていきたいと思います。
よろしくお願い致します。

2010年03月30日

●「住宅リフォームフェア」出展報告 1

リフォームフェア みんな売り子.jpg


              本店 店長代理 佐々木信豪

3月27日と28日の2日間、大谷地の「流通センターアクセス札幌」にて
『住宅リフォームフェア2010 in 札幌』が開催されました。
両日で、計3、500人もの来場者があり、大盛況でした。
まほろばも住宅リフォームとは今まで無関係でしたが、
「重曹」と「クエン酸」を使っての掃除という観点から、
このたびご縁があり、出展させていただきました。

本店からは佐々木、工藤、
そして岐阜の竃リ曽路物産・営業の有賀さんと
ムソーの小林さんのサポートを得て、無事終了することが出来ました。
この場を借りて、厚くお礼を申し上げます。

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有賀さんには、重曹とクエン酸を混ぜて作る
『バス・ボム』のデモンストレーションをして戴き、
お子さんから大人まで袋を振って楽しんでいただきました。

厚別店から近いこともあり、厚別店のお客様がたくさん来場され、
私達まほろばを元気づけていただきました。
活気のあるブースになり、ありがとうございます。
初めてのお客様もたくさんまほろばのブースにお越しいただき、
自然食品店「まほろば」を知って戴けたのではないでしょうか。

バスボム 袋.jpg

最近、まほろばも店外で、色々な催しに出展させて戴くことが多くなり、
地域の皆様とふれあう機会が多くなりました。
これも皆様との多大なご縁とつながりが、
ここに来て実を結んでいるのだ、と心から思いました。

リフォームフェア 佐々木君.jpg

これからもこのような機会、ご縁を大切に、
北海道全域の広くにまほろばを知っていただき、
喜んでいただくことモットーにして行きたいと思います。

これからも、機会があればこのような催しに出展させて戴けたらと念願します。
今後ともまほろばの出展に期待してくだいね。
よろしくお願い致します。
             
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2010年03月29日

●オーガニックカレッジ開講

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「『菜園生活』*オーガニックカレッジ」フォーラムが
6日(土)、クリスチャンセンターで行われた。
第一回の今回「いのちの食べ方、つくり方」と題して、
1時限「育てる〜農家たちの想い」
2時限「つなげる〜販売家たちの想い」
3時限「加工する〜調理家たちの想い」の各テーマ別に
ゲストの講演あり、パネルディスカッションありで思いを伝えるというもの。

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2部のパネルディスカッションでは、パネラーとして、
まほろばから宮下洋子と、ポラン広場・北海道代表の笛木康雄氏が招かれ、
自然食との初めてのかかわり、
まほろば創業のいきさつ、そして
農園の苦労話、有機農業の実践の困難、
ことに、農業を会社経営で継続することの現実を語った。

しかし、農業も
「健康で文化的な最低限度の生活」が
出来なければ、後継者も育たないし、
新規就農したいと言う若者も育たない。

現実は限りなく厳しいけれど、自分達の思想と夢を実現するために、
この困難に立ち向っている。
コツコツと全力を傾けて、自主自立の道を切り開こうと思っている。

当日、司会の「はらみづほ」さん
「はらみづほ」さんのプロフィールには、「広告代理店のコピーライターを経て、現在は企画・文筆・後援をフリーで行う。2003年までの6年間、南極を含む6大陸60ヶ国を一人旅しつつ、複数の雑誌やウェイブサイトに世界での体験を連載。旅の日々と戦地体験がきっかけとなり「エコライフ」と「コミュニケーション」の促進がライフワークに」とある。
その若さの行動力には驚くばかり。60カ国の体験は凄い!きっとこの世界のリーダーとして将来を有望視される原石でもある。
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(原さんのレポート「オーガニックカレッジ)

有機農産物流通グループ・ポランの笛木さんは潟nブ札幌市場を経営し、キッチンポランのレストランを市内に2箇所開いている。道内における立ち上げの創業者としてのきっかけや苦労話を聞かせて頂いたが、その中で、ことに子供さんのお話には感動した。数年前、奥様を亡くされ、遺されたお子様が難病で自宅療養されている。三度の食事を笛木さんが料理準備されていらっしゃるという。そして、何とお子さんの医療数値が向上して来られた。あれほど忙しい活躍をされている中、手ずから料理して、お世話している事に、よくやっていらっしゃると感心するばかりだった。

当日「青い空流れる雲」さんなどのオーガニック屋台がとても楽しく美味しく、
交流会での食事が素晴らしく(家内談)、
お話も実があり、花もあり、素晴らしい一日でした。
またの機会を期待したいと思います。

最後に、この有意義な会を主催して下さった「エコビレッジ」代表の
西條木材・西條正幸社長に感謝申し上げたいと思います。

2010年03月27日

●盛り盛り・感謝デー

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「今回の売り出し商品は、どのくらいあるの?」と担当者に聞くと
「一杯あり過ぎて、分かりませーん」というほど一杯一杯の売出しです?
その他の商品が例月になく多くあり、出し過ぎたかなーとちょっと後悔。
でも、思い切ってドドドーンと出しました。

一週間早い、ブログでの公開。
目を皿のようにして見てくださいね。
「エルマクリーン」の説明会もあり、電磁波対策もバッチリですね。
(2日《厚別》、3,4日《本店》)
また、透明の木酢液「天使の涙」の店頭実演会もあります。
お風呂に使用出来るので、汚れなくて使い勝手がとても良いですよ。

今回は盛り切り一杯の「感謝デー」、今から心待ちにお待ちくださいね。
4月2日・3日・4日

2010年03月26日

●まほろば農園ファームビジット

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冬場、全国の修学旅行の生徒さんやスキーツアー客を、
道内のスキー場に案内しスキーレンタルする潟Wャパンレンタルの社長・橋本昌枝さん。
彼女は、自転車配達の創業当時からのお客さまで、もう26,7年のお付き合い。
一時、厚別のお店も、手伝って下さっていた。

ヨガの先生でもあり、毎年ヒマラヤの奥地で行を続けるグルの所に修行に行かれていた。
ところが、旦那さまが病気で帰らぬ人となり、遺志を継がれて慣れぬ社長業に励まれている。
生来の天真爛漫な性格は、決してクヨクヨせず、明るく周りを照らし続ける太陽でもある。
そんな橋本さんを慕って、従業員も懸命にサポートされる。

冬場の書き入れ時が終えると、夏場暇になる。
そこで考えたのが、まほろば農園との提携で、農作業体験ツアーなるものを企画した。
そんなに大袈裟なものではなく、朝円山に集合して、小別沢で作業して、
昼はソフテリアで食事、そして解散。

気軽に参加して、日常のストレスを解消して、明日の鋭気を養ってもらおうというもの。
ついでに、新鮮な空気と野菜ももらえます。
約半日仕事で、ひょとしたら人生観が変わるかもしれませんよ。
詳しくは、ジャパンレンタルさんへ、お問い合わせ下さい。
TEL 011-666-5995

2010年03月25日

●牛の鈴音

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「私と牛、どっちが大事なの!!!」
毎日、婆さんから小言を言われ続けるチェ爺さん。
「農薬を撒かないから、米の実入りが悪い!」
でも、だまって黙々と牛の草を刈り続ける。
撒けば、牛は草が食べられなくなる。
「機械を使えば、早いしキレイに稲が刈れるのに」
でも「収量が減る」と手刈りを続ける。

79歳の爺さんには寄り添うように老牛がトボトボと歩く。
今年40歳にもなる。
牛の天寿は15年、奇跡のようだ!!
どうしてだか分からないけど長生きしている。
でも、この牛のお陰で子供も育て上げられた。

「いい加減に、牛を売れ」
「ワシをとるか、牛をとるか」
周りから何と言われようが、婆さんからうるさく罵られようが、
一向に貸す耳を持たない。
今朝も牛の荷車で畑に行き、田を耕し、
よろよろの老いぼれ牛と
よぼよぼの老いぼれ爺さんの背には、
金色の西日が眩くきらめく。

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ゆったりと時間は流れ、
確実に老いの皺は深くなる。
チェ爺さんの頭病みは止まらない、か細い足はなえて、
足先の骨は曲がって痛々しい。

医者は「働くのをやめなさい」と諭す。
でも、老牛のために、今日もカスカスの骨皮だらけの老体に鞭打って、
草を刈り、背に負い、フラフラとふらつきながら餌を与える。

精も根も尽き果てて、ついに牛をせり場に出すも、
誰からも相手にされず、またトボトボと帰路を辿る。
本当はチェ爺さんは嬉しかった。
しかし、ついに相棒も息果てる朝を迎える。

土葬された周りは、相も変らず美しい光が土を黄金に変える。
まるで、浄土のよう。
チェ爺さんも、もうすぐ後を追って天国で一緒に畑仕事をするのだろう。

あれだけ憎まれ口を叩いた婆さんが、
「国一番の牛だった」と洩らした。
老いぼれ牛も、天で「クスッ」と苦笑いしたに違いない。

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口コミで広がったこの「牛の鈴音」。
韓国国内で約300万人を動員。
およそ15人に1人は観て、「牛の鈴症候群」になるほどの
社会現象を生んだという。

変化を求め過ぎた現代社会。
今一歩、立ち止まって、後ろを振り向くことがあっても良いんじゃないか。
物分りのいい人だらけになって、何か違うんじゃないか。
家に頑固爺さんや意固地婆さんの一人や二人いることが、
実は健全な国であるかもしれない。

僕らも、そろそろ走るのは止めて、歩きたい。
歳も歳なんだから・・・・・・・・・・・

(・・・・演技も演出もないのが良かった。・・・・)
(・・・・「無為」ということは「有情」という意味合いがあったのだ!!・・・・・)
(・・・・ともあれ、この若き監督の感性というより、魂に乾杯!!!・・・・・・)

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「シアターキノ」
狸小路6丁目 南3条グランドビル2F 011-231-9655
http://theaterkino.net/
4月9日まで(延長になるかもしれません)

2010年03月23日

●春分の光、「SAINT CAVE」に

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21日の日曜は、春分の日。
昼夜の長さが同じになる。
お客様の栗林さんから、地下洞「無限心庵」に春分の太陽光が
入る様子を見せて欲しい、と連絡が入った。

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当日朝から不安定な天候で、ちらほら雪が舞い、強風が吹く。
「ちょっと、日が射すのは無理だなー」と、諦めかけた所に栗林さん。
2時過ぎ、「では、降りましょうか」という事で、地下に。
待つことしばし、そこにはクッキリと光が射しているではないか。

普段、真っ暗闇の地下洞に約束の光が入った。
もう少し先の定刻に、日が雲間に隠れなければハート石に射したはずだった。
しかし、その後の兆候は明らかに写真に収める事が出来た。
また秋分の日か、来年に期待したい。

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私はこの日にちなんで、セラミックを焼き始めた。
すでに新月がスタートして満月に向けて、焼成が完了する。
更なる進化したセラミックであることを期待したい。
エリクサー、10年にして未だ健在である。

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