今朝、道内にお住いのお客様と思われる方から、
メールをいただきました。
内容は、我が身に降りかかる深刻なものです。
当然、瓦礫の持込は誰もが拒否するでしょう。
しかし、先日の小出さんの講演で、
福島の野菜を、50歳以上の人は食べましょう。
それは、彼等の生活を支援するため。
それは、私達が原発を止めれなかった責任として。
と、語ったそうです。
これから、日本全土に住む我々日本人は、好むと好まざるに拘わらず、
そして多少に拘わらず、被爆され続け、汚染され続ける運命にあります。
その中を、どう生き抜くか。
どう子孫を健全に後代に送り託すか。
にあるかと、思います。
やはり、生死を問う覚悟が要ると思います。
皆様のそれぞれの覚悟の中で、
悲痛なメッセージをお聞き下さい。
初めてご連絡差し上げます。
00と申します。
3月11日の東日本大震災における、
福島第一原発からの放射性物質の放出により、
大変広い範囲で災害廃棄物が被爆を呈しており、現在、国の主導で、
東日本大震災の災害廃棄物を各都道府県で
広域処理するという方向で政策が動いています。
私はこれに反対をしています。
北海道も苫小牧や、北見で被災地の瓦礫を埋め立て、
放置すると発表されたことをご存じでいらっしゃいますか?
福島第一原発からいまだに大量に出続けている放射性物質の影響、
政府発表によるスピーディーの結果から考え、
福島県内の瓦礫以外の東北地方の
災害廃棄物についても懸念をしなければいけません。
この放射性物質で汚染された瓦礫が私たちの住む町で、
放射能が舞い上がり、2次汚染となることがとても心配です。
たとえ放射能を浴びたゴミや瓦礫は受け入れない、
受け付けるのは「一般ゴミ」だけだとしても、
その基準は原子力保安院の判断で決めているだけです。
一年間の被ばく量が1msvから20 msvに
引き上げられたように簡単に基準を変えることができ、
安全性は全く保障できないと思われます。
実際に新聞記事によると、原子力保安院は
「基準値を変えて一般廃棄物扱いにしたりする措置が考えられる」
と言っています。
電力会社のホームページではたとえ原子力発電所内で
低濃度汚染の使用したタオルでも、
ドラム缶に入れて保管するような代物であるという情報を確認いたしました。
また、働く市職員や作業員の皆さんは常にこれに接することとなり、
被曝の危険にさらされてしまいます。
原子力安全委員会は、廃棄物や汚泥を処理する作業員について、
一般公衆の被曝限度である年1mSVを適用せずに、
放射線業務従事者と同じ年50mSVまで
引き上げようという案を発表しています。
市の処理場の職員の方々は免許などを持たないまま、
一般人の50倍までの被ばくを受けてしまうという事です。
瓦礫を受け入れる北海道が放射能によって汚染されないことの保証を、
受入側の自治体が市民に対して行えるのでしょうか。
放射能で汚染された物質の取扱は
「非拡散、非燃焼、非再利用、集積、閉じ込め」が鉄則です。
これは、専門家が一致して認めるところです。
今行おうとしていることは、これと間逆のことではありませんか 。
線量測定は地面からある程度距離をとって計測されています。
土壌汚染した放射性同位元素から放射線が出ているため、
より距離の近い土壌を直接測定すれば、
その数倍から数十倍の放射線測定値が出る事になるのです。
要するに瓦礫はの汚染はもっとひどいのです。
更に瓦礫の汚染は上部のものだけではありません。
雨によっても浸透していきます。
汚染されたのはがれきだけでなく野菜も同じです。
汚染野菜は福島を超えて、茨城、千葉などにも地域拡大しています。
一つ一つが低レベルのがれきでも、
広範囲のがれきを焼却場に集中させることは、
広範囲の放射能汚染をそのまま狭い範囲の
処理場周囲一点に集中させる事になり、
高濃度の汚染となる可能性が高いです。
全ての瓦礫を検査し、安全を証明していけるのでしょうか。
あまりにも大量にあるのでいちいち細かく
検査しきれないのではないでしょうか。
検査しなければ放射能は検出されないという事になるのでしょうか。
誰の責任で行うのでしょうか。
万が一放射性物質を持ち込んだ場合や地域の放射線量が上がった場合、
どのように対処するのでしょうか。
放射性物質が舞い上がってからでは、どうすることもできないのです。
私は東北地方の復興に協力したくない訳ではありません。
被災者の 境遇に、心を痛めていない人は絶対にいません 。
日本全体で瓦礫の処理をし、助け合うことが必要なことは充分解ります。
しかし、日本全国で危険性の高い瓦礫を焼却処理する事が
果たして支援となるのでしょうか?
支援の形は、瓦礫を移動して焼却する事ではないはずです。
適切な対策は ・集めて→封じ込めるということ以外に無いと思います。
福島県内の郡山の市民も、学校の汚染土を、
市の一般ゴミの埋め立て処分所に埋め立てることは拒否しました。
当たり前のことですが、福島県民も、県内のより高濃度の汚染地域から
自分の住んでいるところに汚染を広げてもらいたいと思っている人は
誰もいないと思います。
安全ではない様々な可能性が考えられる以上、
安全だというならばそれを証明できない以上、
瓦礫の受け入れは、絶対に反対です。
以上の事由により、放射能汚染された廃棄物や活性汚泥の焼却処理を、
北海道では絶対に行わないよう、強く要望し、、受入要請を拒否し、
行動を起こしてはいただけないでしょうか。
私は北見に上記のような手紙を書いて出しましたが、
「もう決まったことなのでご理解ください。」
といった事務的な手紙がかえってきました。
これからも北海道のおいしい野菜が食べたいです。
農家の方々が反対してくれたらきっと瓦礫の受け入れも
考えなおしてもらえるかもしれません。
どうか反対の声をあげてはもらえませんでしょうか。
まとまらない文章で申し訳ありません。。
よろしくお願い致します・・!