水本来の機能性を追求した結果起こった奇跡

 北海道十勝の清水町といえば、町民がこぞってベートーベンの第九交響曲『歓喜の歌』を 合唱する町として有名です。
  今回登場する高橋亮二さんは、その合唱団の指揮をとってお られる方です。この高橋さんが、帯広市の路上でタクシーにはねられ、頭を強く打って意 識不明の重態に陥ってしまったのは、99年9月4日夜のことでした。「脳幹も損傷し、数多 くの脳挫傷、骨盤骨折で瞳孔は開き、今日か明日の命。命を取りとめたとしても、植物人 間。手術もできないし、即死しなかっただけの重態」と病院から告知されたといいます。

 高橋さんのこの奇跡の回復の一役を担ったのが、まほろば『エリクサー』で作った『エリ クサー水』でした。清水町の隣町である新得町で「共働学舎新得農場」を運営し、心身に 障害を持つ人々を受け入れている宮嶋望さんの講演を聞いた高橋さんの知人の女性が、ま ほろばエリクサープロジェクトの宮下周平さんにアドバイスを求めてきました。「脳細胞の 活性化には水晶の波動がよいと宮島さんが講演なさっていましたが、どのようなものを使 えばよいでしょう」
 
  宮下さんはひらめきました。それは、「水晶そのものではなく、水晶を 使っているエリクサーの水を体内に入れてはどうか」というものでした


 エリクサーを設 置されている宮嶋さんはこの話を聞き、多忙な中を毎日のように、水を届けられました。宮嶋さんは、当時をこう振り返ります。「水を運んで行き出して、何週間かした頃でしょう か。高橋先生のお姉さんが『手が動いたり、反応が出てきたんですよ』と本当に嬉しそう におっしゃるんです。しかも、毎週のように反応は多くなり、声まで出るようになったと いうのです。
  これはスゴイと思っていたら、12月に入るころには、歩行訓練をしていると いうので、驚いてしまいました」と。
 

交通事故による瀕死の状態から立ち直った高橋亮仁さんと 献身的に看護された奥様の敬子さん。

 古来、奇跡の水と呼ばれるものは、世界各地に点在するといわれています。しかし、そ れを入手するのは、とても困難なことです。
  まほろば『エリクサー』が、このような水を 作り出す原理とは一体どんなものなのでしょう。


素材を厳選し、すべて手作業の上、0‐1テスト

 まず、『エリクサー』はすべてが天然の素材でできており、40種類にも及ぶ鉱物・宝石類の ろ過材は、すべて手で詰められています。さらに、その心臓部ともいえるセラミックス類 は、宮下さんらが1年以上もかけて、手作りで焼き上げています。これらは、すべて浄水 と活水の機能性を0-1テストで充分に計算して設計されています。単に数が多けれ ばよい、という理念で作られているわけではありません。たとえば、エリクサー上部に備 わっているフェライト磁石は、適正な磁界を発生させて、瞬時に多くのろ材の特性を引き 出します。これはまた、内蔵の水晶が発生する生体を癒す1/fゆらぎ波動を、エリクサー 水に収束させる役目も果たしているのです。

 にもかかわらず、宮下さんは、『エリクサー』 は、本来の水の姿を再現しているだけにすぎない、といいます。だとすれば、現在の誤っ た水の姿や環境を作ってしまった責任は、私たち自身にあるのかもしれません。
 
  まほろば 『エリクサー』の奥深いストーリーはまだまだ続きます。次回以降また、詳しくレポート させていただきましょう。
 


回復した高橋さんは、年明けにはその恩返しとして病院の ロビーで合唱団の指揮をとりました。