発酵サミットin高島、まほろば参加
11月 8th, 2013 at 11:1110月に発足した「発酵文化推進機構」の設立後、
初の「発酵サミット」が滋賀県高島市で12月7,8日に行われる。
「なれ寿司」などさまざまな醸造で有名な一帯。
地域・全国とネットワークよろしく日本から『発酵革命』の狼煙を上げよとするもの。
おりしも「森下自然医学誌」の来月号に、この経緯を掲載した次第。
まほろばも参加したい意向を示している。
自然豊かな高島市は、年間を通じて湿度が高く昔から発酵に適した風土・気候でした。琵琶湖で獲れる湖魚をはじめ多種多様な農作物が栽培され、豊富な農水産物に恵まれてきました。また、京都と若狭を結ぶ街道沿いに位置していたことによる地理的・歴史的な要因からも今日まで多様な発酵食品が生まれ、それを育んできました。
比良山系から流れる清らかな水は琵琶湖に流れ込み鮎や鮒など湖魚を育てます。また、その水が育むおいしい野菜や米、その米をもとに仕込む「地酒」や「酢」や「鮒寿し」・・・。まさにこの清らかな水が発酵食品の源だといえます。
そのような恵まれた環境に加えて、発酵食品作りへの多くの作り手の熱意・創意工夫と、発酵食品を愛する人たちに支えられて高島の地域全体が「発酵するまち」となっていきました。ひとつの地域に「酒」「醤油」「酢」「味噌」「なれずし」など多様な食品があるのも珍しく、まさに「発酵するまち、高島。」ならではの特徴だといえます。
http://www.takashima-syo.jp/hakkou/
各位
国発酵食品サミットinたかしま 実行委員会
実行委員長 左﨑 巖(公印省略)
「全国発酵食品サミット2013inたかしま」の開催について
仲秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、私ども高島市は、日本最大の湖である琵琶湖の魚をはじめとする水産物や豊かな農産物を用いた発酵食品づくりが古くから盛んな地域であり、伝統食である鮒寿しをはじめ地酒、醤油、酢、味噌など多種多様な発酵食品文化を育んでまいりました。
本市では「発酵するまち、高島。」を合言葉に地域の発酵食品の販路開拓や情報発信に取組む一方で、「全国発酵のまちづくりネットワーク協議会」に参加し、全国各地で発酵に関連した地域振興に取組む自治体や団体等と交流を深めながら、発酵によるまちづくりを進めているところであります。
この度、発酵食品文化の振興と地域の活性化を図ることを目的として、全国発酵食品サミットを高島市で開催する運びとなりました。西日本では初めての開催であり、今後いっそう発酵食品を通したネットワークが拡大・発展するための契機となるよう努めて参りたい次第でございます。
つきましては、サミット開催の趣旨をご理解いただき、是非ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。
なお本サミットにおきましては、シンポジウム、発酵ミュージアムに加えて、大規模な全国発酵食品物産展を開催いたしますので、関係各位への周知広報にもご配意いただけましたら幸いです。
末筆ながら、貴社・団体の益々のご発展をお祈り申し上げます。
第6回全国発酵食品サミットinたかしま開催要領
1.開催目的
豊かな自然に恵まれた高島市は、長い歴史の中で発酵食品という貴重な食文化を育んできました。発酵食品は、人間の暮らしにとって重要な健康・美容の促進に役立つだけでなく、地域や産業の振興にも大きな恩恵をもたらしてくれます。今回、発酵食文化が息づくまち・高島市で全国発酵食品サミットを開催することにより、発酵食文化の素晴らしさを全国に発信するとともに、地域の活性化に寄与することを目的とします。
2.開催テーマ
「美をかもす・味をかもす・心をかもす」~発酵食品は究極の美人食~
3.主催
全国発酵食品サミットinたかしま実行委員会
4.共催
高島市、高島市商工会、高島市産業連携推進協議会
5.後援
近畿経済産業局、滋賀県、滋賀県商工会連合会、滋賀県中小企業団体中央会、公益社団法人びわこビジターズビューロー、JTB西日本大津支店、BBCびわ湖放送、KBS京都、FM滋賀、読売新聞大津支局、朝日新聞大津総局、毎日新聞大津支局、京都新聞滋賀本社・京都新聞COM、中日新聞社、産経新聞社、日本経済新聞社大津支局、滋賀県酒造組合、滋賀県醤油工業協同組合、滋賀県味噌工業協同組合、滋賀県水産加工組合
6.開催日
平成25年12月7日(土)・8日(日)
7.会場
(1)シンポジウム …… 高島市民会館
(2)交流会 …… 可以登楼別館3階大宴会場
(3)発酵ミュージアム等 …… 今津東コミュニティーセンター
8.開催内容
(1)シンポジウム
・開会セレモニー 市長挨拶、来賓挨拶
・基調講演Ⅰ 小泉武夫氏 (発酵学者/東京農業大学名誉教授)
・基調講演Ⅱ 室谷真由美氏(ビューティーフード研究家/女優・モデル)
・パネルディスカッション
コーディネーター
室谷真由美氏(ビューティーフード研究家/女優・モデル)
パネラー
川島達郎氏(川島酒造株式会社/新旭)
三矢美保氏(カフェ・アリビオ/サロン・フェリエ/高島)
左嵜謙祐氏(有限会社魚治/湖里庵/マキノ)
八坂正博氏(株式会社ヤサカ/今津)
(2)発酵ミュージアムの開設
・発酵ミュージアム展示
・発酵アトラクション
・発酵食品料理教室
・発酵ゼミ
・発酵カフェ
・「もやしもん」ビデオ上映
(3)交流会
(4)発酵するまち高島ツアー
(5)発酵レシピコンテスト
9.関連イベント
(1)全国発酵食品物産展inたかしま
・開催日 ; 平成25年12月7日(土)・8日(日)
・会 場 ; 高島市民会館北イベント広場(大型テント)
・主 催 ; 高島市商工会
・内 容 ; 全国各地の発酵食品の展示即売、発酵レストラン他
(2)チャレンジ!発酵美女・健康美人
・開催日 ; 平成25年11月10日(日)
・会 場 ; 藤樹の里ふれあいセンター
・主 催 ; 高島市商工会女性部
・内 容 ; 商工会女性部が作成した発酵食レシピを若い人に配布し、
発酵食品の魅力をPR
全国発酵食品サミットinたかしま 2日目プログラム
発酵するまち高島ツアーのご案内
全国発酵食品サミット2日目に高島市の発酵食品を巡るツアーを開催いたします。ぜひご参加下さい。
日時 :平成25年12月8日(日) 9:00~14:00
コース :新旭周辺、高島・安曇川周辺、マキノ周辺の市内3エリアの発酵スポットを回るコース
募集人数 :各コース約20名
集合・解散:各コースとも高島市民会館前(JR近江今津駅徒歩5分)で集合・解散を行います。
最終見学先の発酵ミュージアムと全国発酵食品物産展は自由参加となります(入場無料)
コース概要
A 新旭周辺コース
豊富な湧水を生活に利用する「川端(かばた)」が暮らしの中に息づく針江地区周辺で、豊かな水の恵みを活かした湖魚の加工品や豆腐づくり、お酒造りの現場を見学していただくコースです。
見学先 針江生水の郷・かばた
上原豆腐店
おさかな旭
川島酒造 清酒「松の花」
発酵ミュージアム・全国発酵食品物産展
B 高島・安曇川周辺コース
かつて城下町として栄えた勝野地区の伝統的な蔵元や滋賀県唯一の天然酢醸造所、3年の歳月をかけた再仕込み醤油で知られる安曇川の醤油醸造所を見学していただくコースです。
見学先 岩佐商店(マルイ醤油)
淡海酢
福井弥平商店 清酒「萩乃露」
発酵ミュージアム・全国発酵食品物産展
C マキノ周辺コース
琵琶湖髄一の港町として栄えたマキノ町海津地区に残る伝統ある鮒寿しの老舗や蔵元、また、高原の豊かな自然の中で営まれるスモーク工房を見学していただくコースです。
見学先 魚治
吉田酒造 清酒「竹生嶋」
手づくりスモーク工房杣人
発酵ミュージアム・全国発酵食品物産展