まほろばblog

書家の階級?!

11月 28th, 2013 at 13:24

ある編集者の方から、ある雑誌の切抜きが送られた。

それは、報道された日展書道の審査について敷衍するものだった。

長年書に携わっておられる書家の随筆であった。

書道界は、まさにお金で遣り取りされているという衝撃的な内容である。

あの00会員も、という。あとは、推して知るべし、ということであろうか。

他の技芸の世界も同じであろうか。

名誉を離れて、純粋にその道を進むことの難しさよ。

良寛も空海も、書道のコンクールのために字を書いたのでなく、

残っているのは、ほとんどが書簡で、人に書いた手紙だ。

一回きりの無心に書いたつれづれが歴史に残った。

つまり、人の評価を離れた欲得の無い所に、真実があるのでなかろうか。

書道の怪

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