まほろばblog

想像する人間は絶えず危機の中に・・・・

1月 5th, 2014 at 15:53

新しい年を迎えるには、
新し心構えがなくてはならぬ。
決してただ漫然と迎えてはならぬ。

そしてその心構えには
年相応のものがなくてはならぬ。
50代には50代の心構え、
70代には70代の心構えが大切である。

還暦になったんだから、
古稀になったんだからという妥協は
自己を深淵に落ち込ませるだけである。

――坂村真民(仏教詩人)

※『坂村真民一日一言』
1月2日の言葉より

 

1597[1]

 

「念ずれば花ひらく」や
「二度とない人生だから」の詩をはじめ、
数々の作品を世に送り出した97歳で亡くなられる直前まで
詩の創作に打ち込んでいたという坂村氏。

その人生の真理を紡ぐ言葉は
いまなお多くの人々を惹きつけてやみません。

「老人は早起きだというけど、
そんなの嘘ですよ。
私も本当は遅くまで寝ていたい。
しかし、私が遅くまで寝ていて、
どうして人々の心に光を灯す詩が書けますか。

想像する人間は絶えず危機の中に
身を置いていなければいけない」

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