まほろばblog

正月にはいづくにも・・・・・・・

1月 5th, 2014 at 16:12

正月にはいづくにも
つまらぬ遊事をするものに候間、
夫れよりは何か心得になるほんなりとも
読んでもらひ候へ

(お正月にはどこでも
つまらない遊びをするものである。
そんなことより何かためになる本でも
読んでもらいなさい)

――吉田松陰(幕末の志士)

※『吉田松陰一日一言』
1月3日の言葉より
00110_l[1]

本日お届けした吉田松陰の言葉は、
2歳年下の妹に宛てた手紙に
書かれていたものです。

特典書籍の1つである『吉田松陰一日一言』には、
明治維新の精神的指導者である
吉田松陰の遺した名言、箴言が366も
収録されています。
ここでは1つだけご紹介しましょう。

■2月19日

天道も君学も一の誠の字の外なし。
一に曰く実なり。
二に曰く一なり。
三に曰く久なり。
故に実と一とを作輟なく
幾久しく行ふこと、是れ久なり。

(世間一般の道も、君子たるの学問も、
たった一つ、誠の字のほかにはない。
一にいう、実際に役に立つことを行うことである。
二にいう、それだけを専一に行うことである。
三にいう、ずっと行うことである。
だから、実学を専一に、やったりやめたりすることなく
ずっと行うこと、これが久である)

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