まほろばオリジナル『松前漬』新発売!
3月 1st, 2014 at 10:28「松前漬」の極めか!
試験操業船によるニシンの原卵、これを「テスト・ロー」と言います。
詳しい説明は、下記の2006年度のブログをお読みください。
その数の子の入った松前漬、原料を選りすぐっています。
函館前浜のスルメ、日高の根昆布、沖縄の有機人参、五人娘の酒、
へうげ醤の醤油、三河有機本味醂、ひふみ糖、そして
「まほろば自然農園」の赤唐辛子です。
美味しくない訳はないです。
一度、ご賞味のほどを。
1袋 200g ¥1.260
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2006年12月15日
●テストロー TEST ROE
テストロー?
おそらく初めて耳にする方が 多いのではなかろうか。
「テストロー」訳して、 試験卵。
実は、試験操業船で獲った鰊(にしん)の卵。
「数の子」と言う方が、 分かりが良い。 正月食材の王でもある。
でも、何が違うのか。
それは、 味が違う。 値が違う。 漁が違う。 加工が違う。
これほど、「コリッツ!!」とするものはない。
これほど、安くつくものもない。
これほど、新鮮なものはない。
これほど、安全のものもない。
つまる処、 数の子の 最高峰なのだ!!!!!!!!
どうしてか。
鰊船団に先駆けて 国の試験操業船が魚卵の成熟度を調べる。
完熟と判断するや、船団に一斉操業の指令を出す。
腹を割いて、卵を見て、それを船底の塩水槽に放る。
ノンフローズン(無冷凍)の生のまま。
くねくね曲がって、 はねて、活きているのだ。
しかも、海域はカナダ沖で最高品質。
次にアラスカ・ブリストル、 大西洋の大ぶり、
漂白卵 製品
と続いて 味が落ち、鮮度も落ちる。
一般数の子の薬漬けは知っておられるだろうか。
本来は山吹色。
しかし、漂白剤・重合リン酸塩を入れて、 血抜きの手間を省く。
だから、色が褪せて白っぽい。
手仕事では七回かかる。
きれいに整形された数の子の秘密は 鰊をIQ(バラ)凍結して積んだものを、
原卵
解凍して取り出すからまっすぐだ。
何回も手間をかけた数の子は、もう 本来の数の子ではなくなっている。
本当の数の子は、 テストローにある。
原卵の中の原卵だ。
当然、量は限られている。 流通するほど無いのだ。
これは、知る人ぞ、知るのみ。 魚屋さんとて、仕入れる人は少ない。
見た目が、不揃いだからだ。 何かと似てる。
まほろば自然農園の野菜は 不揃いだらけだ。
だけど、だけど、 味は天下一品、
う・ま・い!! テストローも 恐ろしく、うまいのだ!!
これを食わずして、 正月は明けない! 運も開けない。
幸運が数々、数々、数々 数の子の数のように、 訪れますよ。
さあ、一度は 召し上がれ!!