「降りてゆく生き方」5周年記念 2
6月 28th, 2014 at 0:50
2日間にわたる公開セッション。
多くのゲストが登壇する中、参加するばかりだった私を、
直前に指名して,強引に登壇させる森田さんの荒業。
会場の方々も、予告のない何処の誰兵?と思ったに違いありません。
特に、午前中のゲストで、寺田本家さんの「むすひ」の話題になり、
その仕込み水としてエリクサーを創った本人としての意見を求められました。
この時、どういう訳か、水の話をさておいて、自分の半生、
ことに岡潔先生の情緒のこと、懐かしさのことなど、
人と異なる道を辿った経緯をお話しさせて戴きました。
これに、武田さんが共感の意を述べて下さったことに、
逆に、何とも言うに言われない感銘を受けました。
何か、心が通い合ったという空気に包まれたのでした。
一生涯においても、なかなかそのような感応道交する場面はあるものではありません。
同じ北海道浦河の授産施設・「べてるの家」の向谷地生良代表は、来る8月、
「べてる祭り」が開かれることを紹介。
その中で、統合失調症の多い仲間が競い合う「幻覚妄想大会」を開くとのこと。
みんな宇宙人に会ったり、UFOなんかに乗ったと、それぞれ自慢話をするという。
幻覚がひどく、妄想度が高い人が優勝だ!
これには、ただ感心してしまい、逆手にとった療法でもあるワクワク感に、是非参加したいと思ったほどだ。
みんな何でもかんでも認めちゃえ!という精神のたくましさに、何ともありがたく思った。
コレまでに、どんな困難の中をかいくぐって来たのかと思われた。
最終日は、「奇跡のりんご」の木村秋則さんも出演。
人懐かしい表情や話しぶりに、現代人が失った天真爛漫さにみな惹きつけられるのだろう。
だから、自然栽培と言う何も為さないという境地に至ったに違いない。
木村さんも龍やUFOの話を盛んにされるというが、彼もべてる級なのだ。
そんな純真さに、神からも人からも愛されたのだ。
多くの懐かしい友に会い、また多くの友を得た、実りある会であった。
家内に会うためわざわざ東京から息子さんと一緒にいらしたタカコ・ナカムラさん。
来月また「インテグレードマクロビオティック講座」が開かれる。
http://wholefoodschool.com/course/im_basic_140719.html
タカコさん、そこでセラピーカレッジ校長の池田明子さんとバッタリ再会を喜び合う。
その方、あの梅沢富美男さんの奥様と言う。
札幌でセミナーがあり、その時是非まほろばにお寄りしたいとのこと。
最終日、帰路のため途中退席して、成田を後にした。
今回は、多くの知人を得たこと、多くの生き方と繋がったことが収穫だった。
10月、札幌でも創業30周年を記念した「まほろばまつり」を開催する予定。
これを機に、札幌でも毎年お祭りが開かれることを期待したい。
降りてゆく生き方の降りる大地にしたい。