まほろばblog

新垣さん再出発

8月 27th, 2014 at 20:31

先日、知人の多田義和さん肝煎りの「新垣隆コンサート」がキタラホールで開かれた。

誘われて、演奏を聞かせてもらったが、何よりも、

彼を取り巻く空気の温かさに驚いた。

罪をとがめず、その行く手を見守る日本人の優しさに感動したのだ。

 

多田さんと新垣さん

 

その多田さんは、あの江差追分の第一人者、青坂満さんを世に出した功労者の一人で、

「これ!」と思ったらすぐ動く直感の人、感性の人だ。

彼の熱心な働きで、青坂さんは、北海道文化功労賞や数多くの賞を総なめにした。

東京農大・漕艇部の顧問として活躍される一方、

あの盲目の天才ピアニスト辻井伸行君の支援をする等、

本物のパトロンという生き方をされている方だ。

今回も、多田さんの義侠心が動いて、新垣さんを何とかしようとされた。

それが、道内の多くの音楽関係者の心を動かし、

彼の再出発を祝う心温まるスタートラインを引いた。

大いなる才能が、よき方に開花されることを切に祈りたい。

 

 

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