まほろばblog

野菜「茶懐石」料理『名残の十三夜』

9月 29th, 2014 at 18:20
27日の土曜日の夜、アンドーナツさんこと、安藤夏代さんの主宰する
NATS PLANNING」による『おもてなしLesson』に参加させて戴きました。
以前から、お呼ばれ戴いていましたが、なかなか機会がなく、
今回、一日前の不思議なご縁で、繋がりました。
講師は、篠原ミツコ先生で、利休の孫・宗旦のお弟子にあたる
山田宗偏に始まる「宗偏流」を伝承されています。
茶事のみならず、お料理を伴う茶懐石まで、
全て設(しつら)えられる北海道では稀有な方。
ユネスコ文化遺産の【和食】が、益々喧伝されるこれから、
日本人として、己の拠って立つ文化、
とりわけ食に対する認識を新たにする必要に迫られています。
凛とした日本の歴史が、このような一椀一膳に籠められている。
改めて、身と心を先人の遺産に向き合わせねばならない時なのでしょう。
安藤さんの菜食主義に準じ、野菜のみの懐石もまた一興でした。
とても、貴重で尊い一時を過ごさせて戴きました。
ありがとうございました。
以下、安藤さんの文章と写真です。

9月のおもてなしLesson&食べる勉強 ♪

「野菜茶懐石料理

精進茶懐石 八寸
(「焼き物 八寸」この稲穂は、本店玄関前で栽培した稲だそうです)

今回のテーマは、『十三夜』でした♪

38年ぶりの早い時期での十五夜、

それに伴い十三夜もです♪

精進茶懐石 椀盛り(「椀盛」じゃが芋の薯蕷まんじゅう 隠元 山葵)

そして、それに伴い(笑)初の試みで、食べる勉強♪

野菜茶懐石料理というのを18時半から開催しました。

ということで、今回は、

篠原ミツコ先生と前日の夜〜未明に掛けて・・・の準備でした。

… 食べる勉強 ♪

野菜茶懐石料理でした。

精進茶懐石 磯さんと
           (磯深雪さんも料理講習に参加されました)

2日前の閃きのご案内にも関わらず、

6名の満席となったのでとっても嬉しかったです 。

精進茶懐石 会食

来月のおもてなしLessonは、

【茶の湯の口切り】でお正月のダイニングテーブルでの茶事を学びます♪

全て、参加される皆様で作っていだだくものです♪

10:00〜17:00です。

 タイミングのあう方はぜひ。

   精進茶懐石 篠原先生

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