石孫さんを訪ねて
11月 28th, 2011 at 17:19(石川耿一、裕子さんご夫婦)
23日(水)から3日間、秋田県湯沢の「石孫本店」さんに、取材で伺った。
まほろばオリジナル醤油『へうげ醤油』(仮称)の
仕込み初めを見届けたいためであった。
さまざまな試みをして、おそらく世界初のひょうげた物になるだろう。
詳しくは、別稿に譲りたい。
(新日の丸醸造さん)
(「羽場こうじ店」さん)
(山形県鶴岡の「イル・ケッチャーノ」と茶間さん)
湯沢町の隣りが、増田町で、へうげ味噌の「羽場こうじ店」、
和魂(にぎみたま)の「新日の丸醸造」さんが連なって不思議なご縁だ。
石孫さんでは、3・11で蔵が倒壊して、醤油の仕込みが半年以上遅れ、
秋仕込みになったが、これにも奇跡的なことがあっての福運だった。
朝からの小麦の焙煎、挽き割り、豆の蒸し、麹菌を入れてのモロミ作り、
室入れの醗酵、そして杉樽へ投入して塩水を注入。
すべてみな手作り手仕込み、感動の連続だった。
周りは、機械化に走る中、独り古式伝統を守る石孫さんには感動しかない。
そして、ここまで守って下さった事に感謝するしかない。
それは、どうしてか・・・・・、後日その秘話について述べてみたい。
そして、その完成は再来年の春になるでしょう・・・・・。