まほろばblog

「ロ・ウ・カしたの?」

12月 20th, 2014 at 18:44

「あら、専務、シャープ!」と、

事務所で、誰かが叫んだので、何事かあったのかと見てみると、

工藤さんが家内にナチュラル・ヘナを施していた。

見たことがない顔で、ちょっと、ビックリ!

いつも、山から長靴を履き、薄汚いなりをして、

店内をうろうろすると、お客様が怪訝な顔をして、

(「どこのおばあさん、この人!!」)と思われているのが、

よく分かるらしく、本当に山仕事は、人を老けさせるものだ。

ことに、紫外線に長く当ると、肌が黒ずみメラニン色素が沈着して

一生、取れなくなるという。

SONY DSC

自然のなかで仕事する農家の奥さんが、意外と老化が早いという統計がある。

自然に帰れば美しくなると思って、若くして入植した女性が、30年経って、

同窓会に出席したとき、同級生との余りのフケの違いに愕然とした

という記事を読んだことがあった。

自然と言うものはある意味、過酷で残酷で、

逆に、歳相応より若く見えるというのは、

人工的に何かを施さなければ、輝かないのかもしれない。

しかし、何より、心の問題もあるだろう。

積極的に、外に向かって意欲的に働き、内に向けて静かに沈潜する。

やはり、その人の生き方、躍動感というものが、若さを決めるのだろう。

そういう意味では、定年60歳、65歳は、随分むごたらしいように思うのだが。

これから、と言う時に、という気がする。

経験を生かして、もっと会社や国に貢献できて、社会が向上するのではないか。

シルバーこそ、国の宝だと、信じる。

今、事務所は「シルバー川柳」を読んで、笑い転げている。

でも、身につまされる句ばかりで、笑ってばかりいられない。

家内も髪を染め、川柳に大笑いである。

それにしても、3月頃から12月初めまで、一日の休みもなく

早朝から畑に出て、野良仕事をして、男共を束ねて

自然と共に息をして、山坂で足腰を鍛えて来た彼女は、

意気軒昂で、疲れを知らず、益々元気で明るく前向きである。

老いを知らず、もしかしたら死なないんでないか、

と思うほど、心身ともにタフである。

30年の中で、今一番輝いているのではないかと思う。

それに比し、デスクワークの多い私は、

「・・・・・薄毛粧」になりつつある昨今である。

 

4 Responses to “「ロ・ウ・カしたの?」”

  1. 竹内陽子 Says:

    いつもお心遣いをいただくばかりで、本当にありがとうございます。
    今日も早速ホームページを開いてびっくりしました。アップがではなく、私も偶然美容院の予約の日

  2. mahoroba Says:

    ご無沙汰しています。みなさま、お元気ですか。
    家内は、元気で、このようですよ。私も、次々と仕事があって、休む暇がありません。
    お兄さんに、手伝って欲しいほどです。
    またお会いしましょう!!!

  3. 竹内陽子 Says:

    コメントの途中で打ち直そうと思い、一度消したはずなのに私の未熟さで消されていませんでした。
    大変失礼しました。夫は、こちらに移ってから、ここの地域の方たちとの交流に積極的に努力しているようです。
    卓球、何十年振りかのゴルフで、今日も早朝から張り切って出かけて行きました。
    外見は、年を感じますが大変元気です。
    動画の指揮!!プロの方と思って見てましたが、びっくり、あまりの堂々とした指揮で何回も見てしまいました。
    今年は、環境も変わり体調もくずしたりと変化の年でした。
    お二人には、感謝ばかりです。一番多忙な時ですね。来年もよろしくお願いいたします。

  4. mahoroba Says:

    こちらこそ、みなさんお元気で。何時か北海道旅行で、ゆっくり温泉に入りたいですね。おまちしています。

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