ついに出た!時代が変わった!!!
3月 4th, 2015 at 18:44
ついに出たか!と言う感がある。
ゲームで「枯山水」。
ボードで「わび、さび」。
とうとうやりましたね。
先日の中一殺人事件。
あの心理の根底には、幼い頃から刷り込まれたゲーム感覚。
相手を「殺す」「やっつける」という感覚が、何とも思わなくなる恐ろしさ。
簡単に再生出来るから、いくら殺してもいい、という深層意識が根深い、
それを許した大人が最も悪いと思うのだが。
勝敗を決するのではなくwinwinの関係で、楽しめる物があっても良さそうだが、と思っていた。
それが、出たのだ。「渋ゲーム」
当初、当たるはずも無いという予測を、見事に覆して当った。
手作りで生産に追いつかないという。
ある企画コンテストで大賞を得て、爆発した。
ゲームは、みな庭師になって作庭するのだ。石や苔を並べる。
ポイントは、座禅による「徳」だというのだ。
驚くというより、泣けてくる。
ゲームデザイナーの山田空太さんが、京都の重森三玲の庭を鑑賞して
「永遠のモダニズム」を創りたいと発想したという。
あの夢想国師が、絵のモデル。
何ともジジ臭い加齢臭が、評判を呼んでるそうな。
新しい型の人生ゲーム、勝敗ゲームを越えた完成の喜びを、
各自が分け合うのだ。
ほほえましい限りではないか。
箱庭療法を思い出すが、まさに心を養うとも言える。
庭には、神が降り立つ。
勝敗では得られない創造のよろこびを4人で増幅し合う。
はっはっはっは!!!
ちなみに、6月に山田成子さんの弟さんが、姉を尋ねて九州柳川からまほろばに。
彼は、何と29歳の若き庭師なのだ。
茶を習い、花を習って、精進しているという。
現代にも、見上げた青年が育っているのだ。