銘鮭、各地揃い踏み
9月 19th, 2015 at 11:13最近の海産物も、ブランド志向が強くなり、
単に大量に、物を売り捌く傾向から、
海産資源を大切にして、
選りすぐりの特化した物を全面に打ち出す時流になってきました。
そうしてみると、道内の各海岸で漁獲される特長在る鮭が、
こんなにもあるのかと、驚かされます。
まほろばでは、極力道東物を選抜して仕入れており、
また、活〆で鮮度が際立ったものを提供しております。
ブランド鮭
「銀聖」 日高産
原魚は日高沖、鮮度保持厳守、3.5K以上。日高管内銀聖プロジェクト委員会で管理。
取扱い指定業者が選定し、業者名もイニシャルと通し番号入りのラベルを張付け、
企画管理している。
「広輝」―広尾産
名前は小中学生から募集し、町内投票で決定4キロ以上。
脂のり、見た目の美しさ、広尾市職員の目でチェック。
日高管内広尾漁組管理。
「羅王」―羅臼産
羅臼で水揚げされる銀毛のオス、4K~5.4K,、
漁師が美しいと思うもの限定で出荷。
根室管内羅臼漁協管理。
「雄宝」―雄武産
雄武前浜沖の指定された定置で漁獲される秋鮭、
脂のりの特別良い、3キロ以上の厳選された、
天然銀毛秋鮭、網走管内雄武漁協管理。
「樹煌士」―大樹産
定置網解禁後の、わずかな時期にしか水揚げされない、
若いオスの銀毛鮭、700~800尾に1尾の貴重な鮭。
十勝管内大樹漁協管理。
「龍銀」―函館
川へ溯上する前の、力と脂を体に溜めこんだ魚で、
函館の漁師が威信をかけてブランド化した鮭、
臭みのない脂のり、身のしまり、ハラスの厚み、
等厳選した美しさ銀毛さけ。噴火湾沖産
「宗生」―宗谷
血抜きと神経抜きの処理をして差別化、2年間の試験実施を経て平成24年にブランド化、
3.5キロ以上の大型の銀毛オスを厳選専用タンクで生かしたまま帰港、
休ませ筋肉の緊張を解いてから活字メしさらに神経を抜く、
出荷量は昨年600尾程度で今年は増やしたい希望。
「波しぶき」ー標津
船上一本〆、秋鮭のオス銀毛4K以上の大型を厳選し、鰓弓を切断、
タンクで泳がせて脱血、出荷量1100尾、標津漁協管理で今後PR強化に努める。
「恋問鮭」―白糠漁組
「しお風」―落石漁組
「歯舞しゃけ丸」―歯舞漁協
「ウトロの特銀」―ウトロ漁協
「知床大銀鱗」-斜里第一漁協
(銀毛)- 北海道の味覚の代表格は何と言っても秋鮭、そんな秋鮭の中でも、ウロコが銀色に輝き、婚姻色のない美しい外見をしたサケを「銀毛」と呼び、資質、脂のりが特に優れた鮭のことを指す、さらに、北海道各地の産地で独自に設定された厳しい認定資格をクリアしたものだけが、ブランド鮭として
展開されています。全体の数パーセントしか獲れない貴重な秋鮭です。
ちなみに、今朝入荷の枝幸沖「活〆メジカ」と
日高沖「沖〆銀聖」銀毛鮭の2種が入荷中です。