まほろばblog

「へうげみそ」と大貫さん

10月 13th, 2015 at 18:27

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コレ何だと思いますか?

これは、「へうげ味噌」に入れる、まほろば農園産の豆類14種類です。

ちなみに、言いますと、

①雪音大豆 ②紫大豆 ③だだちゃ豆 ④うずら豆

⑤銀手亡 ⑥白花豆 ⑦黒豆 ⑧とら豆

⑨モロッコ ⑩キヌサヤ ⑪インゲン ⑫三色インゲン

⑬黒千石 ⑭ツタンカーメン

以上、14種類。

さらに、池田さんの黒豆、青大豆、小粒大豆、小豆、金時豆、

川本さんの鶴の子大豆、

タツカームの雪誉、鶴娘、

折笠農園の大袖の舞、

香遊生活の銀手亡が加わります。

 

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さらに、お米は、

愛媛・福岡農園のハッピーヒルとヒノヒカリ、

雨竜、黄倉さんのゆきひかり、

余市、金子さんのゆきひかり、

そして、秋田・大貫妙子さんのあきたこまち。

麦は、

愛媛、福岡農園の裸麦・万年星と小麦・南の香り、

幕別の折笠さんのハルキラリ。

以上の原材料に、

七五三塩と

エリクサー水。

34種類の材料で仕込む「へうげ味噌」。

今回の塩作りも210kg、3日間かかってしまった。

ちなみに、秋田増田・湯沢地区は上水道の飲み水が、家の横を流れ、

街の縦横四方に栗駒山脈の水脈が通っています。

何と、水道が最近引かれたと言うから、いかに水質が良いのか。

驚くばかりです。

 

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ところで、先日、製造元から、

「『へうげ味噌』売れに売れて、「早く、原料を!!」

「もう、800kg」しか、残っていません!!!」

「えぇ!だって、4月、春に仕込んだばかりでないですか!

あれ、まだ、手を付けていないんでしょ」

「いやいや、すでに一樽はなくなり、二樽目も、もう少し。すぐ、切れてしまいます!!」

計画製造して、原材料も一年分秋に確保しながら、送っているが、

だんだん間に合わなくなって来ている。

ペースがいやに速いのだ。

蔵元も、びっくりするほどハケている。

確かに、一度へうげ味噌を舐めると、ヤミツキになるようだ。

 

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(かっこいい!一流バックミュージシャンを従えての大貫さんは、まさに女王様です)

 

 

その原因のひとつが、大貫さん。

彼女が、秋田で田植えして刈り取りしているアキタコマチを入れて、

さらに神秘のツタンカーメンの豆を入れてから、俄然旨くなって一層売れ出した。

それは、原材料というより、大貫妙子魂が入ったせいではないか。

彼女は、周りの芸能人の友達に、配りまくったという。

そして、みな大好評だったらしい。

ニューヨークで療養中の坂本龍一さんの元にも届いている。

そんなこんなで、へうげ味噌騒動は、当分続きそう・・・・・・・・・!

このあと、どうなることやら。

年末、越せるかどうか、チョット心配です。

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ところで、10日の大貫妙子&小松亮太「Tint」のコンサートは、素晴らしかった。

彼女は一回一回にイノチを削りながら歌う。

「このままだと死んでしまう」と、ふと漏らされた。

その心境に、彼女の生きざまを見た思いがする。

イノチと差し替えに、見えざる答えを求める。

お通の鶴が毛をむしって恩返しするように、

ストイックに自己を彫琢し、頑なまでも何処までも追い込む。

いい加減に出来ない・・・・だから、浮き沈みの激しい芸能界で、

40年もやって来られたのだと、思う。

すごい、こと。

そして、食べものにすごく氣を使っていらっしゃる。

この声は、食べものの化身。

その食べものをいい加減にして、その声を、お客様に聞かせるなんて失礼!

清浄な物、いのちある物を食してこそ、その歌は、その声は、本物になる。

ここまで、徹底している歌手が他にいるだろうか。

その誠実さに、ただただ、敬服するのみです。

そのイノチの結晶「Tint」、まほろばで扱っています。

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