「仏陀バンク」に愛の手を
11月 18th, 2015 at 19:48
先日、石丸さんが、伊勢祥延(よしのぶ)さんというカメラマンをお連れした。
この10年間、アジアを旅して失われてゆく民族や内なる魂を撮り続けて、
貧困支援のためのカレンダーを作られている。
その志に賛同して、まほろばでこれを販売し、来年1月には講演会を企画している。
以下、石丸さんの紹介文をお読みください。
伊勢祥延さんのこと。。。 石丸ひさこ
2010年ころ チベットチベットの映画会後、
チベット周辺のスライド写真で現況をお話ししてくださった。
一昨年大切なカメラをアジアで盗まれたと聞いてとても心が痛んだ。
ほどなく友情の支援の輪で新しいカメラが買えたそうだ。
Catuddisa-sangha 四方僧伽でいろいろな取り組みをしている。
ある時は文房具(未使用のノートや鉛筆、消しゴムなど)をアジアの貧しい子供たちに
届ける活動後の報告で 文具をもらってうれしそうな顔をする笑顔の子供たちの写真で報告された。
「仏陀バンク」という制度は
アジアの少数民族が自立して行けるように仏陀バンクから援助資金を貸し出す。
それをもとに地域に根付いた自律的な経済活動するための資金となる。
貸し出されたお金は無利子で,
返却されそれらはまた他の場所への活動資金として循環していく美しい支援の輪となる。
伊勢さんは一昔前 札幌の中央区の大通り近辺で
美容院を開いていた時期があったそうだ。
写真と美容院の経営。。。
時間が自由に使えないことで
自由に時間を使えるフリーの写真家の道を選んだ。
「普段の暮らしはね地味にしているからあまりお金かからないんだよ」・・・
とても美しく整えられた部屋は今年の8月に「家庭画報」の1ページを飾ることになる。
経済や生活の安定という事が一番に大切だったら
選ばない選択をして 自由に時間を使う道を選んでの今が在る。
人間が本当に真っ直、純真なんだなぁと思う。
そんな伊勢さんの撮る写真の美しさに
ほのぼのとした人間愛を感じる。
カレンダー1部 ¥500
Posted by mahoroba,
in 環境問題