まほろばblog

天然「蝦夷あわび」入荷!!!

11月 20th, 2015 at 12:24

エゾ鮑 1

青池水産のヤングイケメン逢見隆君に呼び止められて、「蝦夷あわびはどうですか?」

(んン!しばらく仕入れていないな・・・・・・・・)

(そういえば、今年亡くなった「すし処札幌」のご主人が、細かい筋目を入れて握ってくれた

『蝦夷あわび』の握り、一口でほおばったアレは、絶品だったな・・・・・・・・)

などと、思いに耽りながら、水槽に行って、値段を聞いてびっくり!シャックリ!!

「なな・なんと、半額以下ではないか!!!!!」

(これは、買わずにおられようか!チャンス、チャンス、もう一つチャンス)

そんなこんなで仕入れた天然の蝦夷あわび。

マグロの戸井や松前の函館沖で獲れる。

他に、利尻や積丹もあるが、何せ蝦夷と名が付いても、一般道民の口にはなかなか入らない。

それが小粒ながら、

1個¥390  3個¥1.000

の大特価!!!これなら、何とか手の届きそうな値頃感!!

年末、高くならないうちに、しばしの贅沢。

目をつぶって、食べましょうね。

あわび 陳列

 

ところで、天然と養殖の違いは?

養殖アワビは、全国各地の主に建物の中で、

海側とは限らず、内陸部でも生産されています。

韓国など外国産の養殖アワビも多く輸入されていて、

回転寿司のネタなどにも使われています。

ezo鮑 2

養殖あわび

 

二枚の写真。

上が天然、下が養殖。

違いは貝の色ですね。

養殖はグリーンマークといわれる緑色していて、一目瞭然です。

理由はエサの違いです。

天然アワビは様々な海藻類を食べて育つのに対し、

養殖アワビは単一のエサで育つので、貝殻の色も単一になりがちです。

また、水槽で育つ養殖アワビは貝殻がつるっとして滑らかです。

天然アワビは藻がびっしりと生えており、他の貝も背負っています。

 

味覚は、個人差があって何とも言えませんが、

同じようで、やはり天然の味は一つ格別です。

ゴムの様な味気ないものがあわびと敬遠される方もおられますが、

天然は、単純ながら複雑な海の味わいが凝縮されています。

冷凍や死に貝より、やはり生の活あわびを

新鮮な造りの刺身で食べられるのが何よりです。

 

島田あわび

 

編集長の島田さんは、利尻島生まれ。

あわびを、おやつ代わりに食べていたというから、

何ともうらやましい限り。

焼いて、煮て、何でもござれですね。

今となっては、勿体無く、

一切れ舌の上に乗せて、ゆっくり味わいたいものです。

 

 

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