「七五三塩」の恩人
12月 8th, 2015 at 20:00
先日の年末大売出しで、レモンマートルなどのオーストラリアの商品を
販売されていた豪州出身の「クルッティ」のクレイグ・パークヒルさん。
実は、あの「七五三塩」完成秘話があり、
クレイグさんがいなければ、出来なかったのだ。
それは、・・・・・・・・・・
これ!!!
北極海である。
「七五三塩」。
つまり、七つの大洋、五つの大陸、三つの山脈。
その七つ。
北と南の太平洋、北と南の大西洋。インド洋。南氷洋。そして北極海。
だが、この北極には、塩が採れない。
というより、採る必要がない。
エスキモーなど、アザラシや魚介を生で食べて充分塩分を補給している。
それに日照時間がないので、天日干しできない。
そういう訳で、北極塩というのが、元よりない。
ユーラシア、アフリカ、オーストラリア、南・北アメリカの五大陸。
アンデス、アルプス、ヒマラヤの三山脈。
この中で唯一、入手できないのが北極塩!!!
さぁー、困った。
そこで、オーストラリア出身のクレイグさんに、
南氷洋の塩のついでに、北氷洋の塩探しに協力して頂いた次第。
だが結局、北極沿岸の塩の入手は無理だと分かった。
どだい、どこにもない、作っていない。
「そうだ!海水を噴霧することで纏められないか」と発想した。
すると、彼は、何とカナダ大使館に駆け込んだ。
そのつてで、アラスカ(アメリカ領)のBarrowバローの商船会社を紹介された。
北極圏内は、北緯66.6度以北でなければならない。
その会社、わざわざ船を出してくれて、北緯71°、西経157°の海域で取水してくれたのだ。
ポリタンクに入れて、空輸で千歳空港に到着。
それが届いた時は、感激というか、天にも舞い上がるようだった。
これで、完成!!!!!
ありがとう!!クルッティさん。
彼の存在がなければ、世界無二の「七五三塩」は、この世に存在しなかった訳です。
それと、もう一つ。
クルッティさんのこと。
奥様は札幌の方。
そして、彼は、驚くほど、日本的だ。
昔の日本人の魂を持っている、とさえ思うのだ。
謙虚で、礼儀正しく、控えめで、静かである。
こんな人、今時居るのか!と思われるほど、我々日本人以上に日本人なのだ。
それは、生まれ育ちがそうさせたのかもしれないが、
それ以上に、彼の祖国と共通している因子があるのではないかと思われた。
実は、「アスタジー」にも入れているユーカリとかレモンマートルなどのハーブ。
みなオーストラリアの東海岸付近で採取されたものだ。
しかし、これらは、決して特殊な異国の香りではなかったのだ。
実は、日本人のルーツ、原質は、Y遺伝子で探ると、
チベットとインド洋のアンダマン諸島、
そしてオーストラリア東海岸付近で発掘されたキーロ人の骨と見事に一致していた。
1万6000年前から3000年前にかけて、東南アジア付近で北方と南方に分かれた。
それは、中国人・韓国人以上に、原日本人としてのDNAが近いのだ。
そのキーロ人の土地に自生するハーブ類が、
何らかの刺激でその古き魂を呼び起こすのではないか、と思った。
強烈な抗酸化作用に伴って、心身ともに還元作用が働くものと思われる。
還元とは、源に帰るということだ。
クルッテイさんが、薦められるハーブ類や精油、ハニーは、
実は、日本人にとって、非常に身近な食物でもあったのだ。