「三厩/みんまや沖」本鮪と「義経伝説」
12月 20th, 2015 at 18:59いよいよ年末商戦で、日毎に生鮮物の値段が吊り上がって行きます。
その代表格が、毛蟹とマグロ。
マグロは、この荒涼とした厳寒の海での漁。
何と言っても、津軽海峡・冬景色です。
北海道側は、戸井、松前さくら港。
東北は、大間港。
ところが、今朝、さらに加わること一箇所。
「三厩」港が入荷。
何と読む?
これを、「みんまや」と読みます。
「……ごらんあれが竜飛岬と
みしらぬ人が指をさす……」(石川さゆり唄、津軽海峡・冬景色)
の竜飛岬が先端にあり、向こう岸の福島町との間に青函トンネルが通っています。
ここから出たマグロ船。
52kgの本鮪を買い込みました。
¥1.000~1.100/gにつきますが、今年度最高の値と味。
新鮮でさしの入り方が違います。
この味わいは、正に絶妙・絶品!!
生では、今年最後かもしれません。
年末は、値が吊り上がって、手が届きません。
しかし、冷凍では年取り正月用に、
カナダの腹のカマ先、大トロとロインの赤身を格安で用意いたしますので、ご安心ください。
ところで、この三厩は、義経がここから北海道に渡ったという伝説の地でもあります。
以下、ブログにあった記事を掲載します。
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源義経は岩手県の衣川で最期を遂げたというのが定説だそうです。
ところが義経はさらに北へ逃げ延び、
ところが義経はさらに北へ逃げ延び、
津軽海峡を渡って北海道に行ったと云い伝えられています。
義経伝説を裏付けるものの1つが「厩石」。
北海道を目前にした義経一行は、荒れる津軽海峡に行く手を阻まれてしまいました。
そこで義経は岩に座り、守り神の小さな観音様を飾って三日三晩祈り続けました。
すると海は静まり、岩の洞穴に3頭の龍馬がつながれていました。
義経一行はその3頭の龍馬に乗って北海道に渡ることができました。
以来この岩を「厩石」、この地を三馬屋(三厩)と呼ぶようになったそうです。
「厩石」のそばには、義経をみちびいた観音様を祀っているという「義経寺」(ぎけいじ)があります。
また、津軽海峡を望む三厩から竜飛岬にかけての海岸線には、義経が甲を沈めたという「甲岩」や
鎧を捧げた「鎧島」、北海道に渡る直前に帯を締め直した「帯島」などもあります。
以上
Posted by mahoroba,
in 漁業