鯨のさえずり!?
1月 8th, 2016 at 10:56鯨の「尾の身」といえば、最も高級な部位。
それにも匹敵するほど、なかなか口に出来ないのが舌の「さえずり」。
それを先日、口にしたのだが、濃厚で何とも言えない旨味は、また格別である。
早速仕入れてみた。
高価で濃厚なので、冷凍のうち、薄切りにて販売している。
一度、お試しあれ。
■ くじらの部位の名称
鯨は約300年前の江戸時代からすでに食用されていました。
部位によりそれぞれ特有の名前があります。
尾の付け根あたりの肉を「尾の身」、
鯨の皮を皮下脂肪ごと切り分け乾燥させたものを「コロ」、
舌の部分を「さえずり」、
尾っぽの部分は”尾羽毛“と書き「オバケ」と呼びます。
腹の部分は筋が畑の畝に似ているところから「うね」と呼ばれています。
北西太平洋の調査捕鯨で捕獲される、イワシ鯨の舌、さえずりは
バランスの良い脂乗りと濃厚さです。
もちろん脂乗りや品質は上質です。
鼻に香り高く風味がぬけるのも確かに感じられ、それらが癖になるという方が多いです。
イワシ鯨はミンク鯨より大型の鯨で、供給量は現在ミンク鯨よりも安定はしていますが、
希少な部位には変わりはございません。
「鯨は国を助く」小泉武夫著(まほろば扱い)
Posted by mahoroba,
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