泣くな「ろすのん君」、笑えるまで・・・・!
1月 24th, 2016 at 16:53「廃棄食品横流し続々」のニュースが連日紙面を賑わしている。
転売業者も品数も、増えるばかりだ。
だが、これを人事のように、非難するばかりで良いのであろうか。
責は、我々にこそあるのではなかろうか、と思った。
国内で出る産廃は年に257万t(2012年)という。
さらに、食品全体ともなれば、約1.800万tという途方もない量目になる。
それが期限切れや売れ残りで、十分食べられるのに捨てられる食品ロスは、
500~800万tで、世界援助量を上回る。
そして、何と、一年間の日本の米の収穫量に匹敵すると言うのだ!!!
何と勿体無いことか。
罰が当たる!と言ってもはばからないほど、我々は間違っている。
人を殺せば、平常時は殺人罪、戦争時は英雄。
この産廃も、戦時中なれば福音、第三世界なら救援物資。
今、世界で毎日約25,000人の人々が飢餓で亡くなっているという。
そのうち4分の3は、5歳未満の子供たち。
実に、5秒に1人の割合で子供達が餓死している。
概算すると、毎日約19,000人の子供たちが餓死しているという。
こんなんでいいのだろうか。どこか、狂っていやしまいか。
安全安心以前の問題なのだ。
転売流通以前の問題なのだ。
余れるほど作ってどうするのか。
捨てるほど作ってどうするのか。
賞味期限も、消費期限も、どこかおかしくはないか。
そのために、どれだけの物が闇から闇へと葬られているのか。
チーズなんか、日本の賞味期限が過ぎてから本格的な熟成が始まり、
カビがついてから、旨味成分が増し、プレミア物になるのだ。
それが半額になり、捨て値になる。何とも悔しいことだ。(まほろばでも)
納豆もしかり。
見るに見かねて、今消費者庁から、こんなキャンペーンがはられている。
食べものに、
もったいないを、
もういちど。
今一度、これを噛み締めて、
国民運動にしてゆくことが大切ではなかろうか。
ここで、
「泣くな!ろすのん君、笑えるまで・・・」キャンペーンを。