シニア大学での講義
1月 26th, 2016 at 13:00今朝の道新の朝刊を見て、びっくり!!
どこかでお見受けしたお顔だな?
そうだ、先日の講義で!!
前列に座られていたニコニコ顔の主婦の方だ!
シニア、60歳になってから短大に入り、勉強のし直しと言ったところ。
素晴らしい!人生何時になっても遅いと言うことはない。
20日(水)、野幌の北翔短大のライフデザイン学科キャリアデザインコースで、
非常勤講師を依頼され、「今を生きる」と題して一時間ばかり講話させて頂いた。
学科の通り、「どのようにして人生設計をして経験を積んで行くか」、
というテーマにピッタリのタイトルで、わが意を得たりという感があった。
ほとんどが、女学生でお話するが、何か反応が今一つだな、と思っていた所、
坂本さんが相槌を打ってくださるので、とても話しやすくなったのだ。
やはり、ある程度、人生経験がなければ、この話は響かないのかな、と思った。
だが、次第に佳境に入り、色々な刺激を与えるうちに、実感として感性が動き始めたのか、
意識がこちらに集中して来るように感じた。
そして、何かを掴んだのだろうか。
レポートを書き、その後、先生に見せて頂いたが、
それは驚くほど、的確に話の内容をつかみ、自分の生き方として捕らえていることに
逆に、感動してしまった。
現代の女の子の云々を言われて久しいが、
坂本さんが語られるように、礼儀正しく親切でというのも納得、
将来きっと素敵なお母さんやキャリアウーマンに成るだろうと期待できたのだ。
そして、このライフデザイン学科の先生こそ、湯澤直樹教授で、
厚別店開業当時からお客さまだった。
初めて研究室に招かれ、ビックリしたのは、机が立っている。
スタンドデスクで、これで運動不足解消になるらしい。
http://matome.naver.jp/odai/2136816331150235201
そして、羊腸でガット弦を作られ、それを張った古楽器ビオラダガンバを独習されている。
その為、早朝6:30から大学に来て練習されているとか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90
また書道も幼い頃からされて、その感化でお父様が書家になられたとか、これもびっくり。
そして、福岡正信翁の影響でストローベイルハウスが考案され、
ご自分もこれで家を建てたいとか、話題に事欠かなく、楽しい時間を過ごさせて頂いた。
一押しのシュトーレンを戴きながら、パン談義も。
多趣味の愉快な先生で、多くの学生から愛されていて今日がある、
またお邪魔したいと思いながら学園を後にした。