まほろばblog

森下博士、新刊書!

3月 18th, 2016 at 18:38

森下先生 推薦文 森下先生写真

世の師表なり

 

「寿夭(じゅよう)天にあり、死生命なり」

と古典にあるも、食事法、養生法、整体法を提唱される先師は枚挙に遑(いとま)あらず。

だが、説に従い、命を長(なが)らえ、寿を全うするは、古来稀である。

その歴々たる中で戦後、腸管造血説を訴え、玄米菜食を以て、

矍鑠(かくしゃく)として卒寿を迎えんとする森下敬一博士は、

正に自説の実証者である。

 

あの3.11の大震災を羽田空港で遭遇し、一夜厳寒の中まんじりともせず、

戸外に立ち尽くし、翌朝車の便に会うや、

即クリニックに直行して診察された勇猛伝。

更には、今なお海外の要請に即応して「世界長寿郷探査」に

日に夜を継ぎて渡航し邁進される精力は、何れより来たらんか。

 

この聞きしに勝る頑強なる体躯(たいく)は、

日頃力説せし理論の検証に他ならない。

最早、九十に喃々(なんなん)とする老叟(ろうそう)に非ず。

超人なり。

世の師表なり。

今回の上梓(じょうし)は、その一語一行に、

師の骨髄の真経が刻まれ、

広く迷妄なる世人を警(けい)覚(かく)策励(さくれい)させるに充分ならんとす。

 

                      まほろば 宮下 周平

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