八女市立花の名品「孟宗筍」
4月 8th, 2016 at 13:32今、孟宗筍の旬である。
札幌は、主に熊本から送られてくる。(中には、1週間もかかって入るものもある)
今日は、千葉産(長らく放射能汚染で、来ていなかった)が入荷していた。
その中でも、福岡県八女市の立花地方のが、ある仲買に直送されている。
築地や東一に行く便で、こちらに空輸されるから、鮮度すこぶる良し。
それを見るなり、仕入れ見習いの大庭さんが、
「これは、竹の子の名産地ですよ!」と教えてくれた。
スタッフの山田さんの柳川に近いという。
底の切り口も瑞々しく鮮やか、肉質も細やか。
値段はいいものの、0-1バッチリ、「よーし、買った!!」とばかりに。
さすが、高くて残ったものを、早速茹でて、真空パックに。
早速、これを買い求めて、家内が料理。
「これが、本当の筍の香りよ。
30年間で初めて、こんな本物の筍に会ったわ」
彼女は、岡山の田舎だから、朝取り立てを、すぐ湯掻いては食べる。
寸分も待たずに食べるから、もう北海道のものは、
筍にして筍に非ず、といった処だ。
時間だけではない、無論質の良さも格別なのだ。
デリバリーも発達して、一昔では考えられない生鮮産品が国内を行き来している。
北海道に居ながらにして、九州の朝取りが食べられる時代が来ている。
竹細工も盛んな八女の立花町。
http://yumetachibana.com/contents/inquiry.html
どうぞ、孟宗筍の名品をご賞味、ご堪能ください。