「複眼思考のススメ」の素晴らしさ!
9月 17th, 2017 at 7:57
先日14日朝、まほろばで阿蘇・TAO塾主宰の波多野毅氏の講演会が開かれた。
「複眼思考のすすめ」と題したお話。
一言「これは、まほろば紹介ではなかろうか?!」
と思うほど、まほろば的、いやまほろばを言い当てて下さったような内容。
会場一杯の参加者は、笑いと喜びの渦で、舞い上がっていた。
これほど、盛り上がった講演会も、かつて無かったのではなかろうか。
収穫半ばで、途中から車で仁木から飛ばして来た私は、その異様な盛り上がりに半ば圧倒されていた。
スタッフ山田成子ちゃんから、開催の話を受けた時、すぐ「いいよ!」と快諾したものの、お会いしたことがない。
http://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/topix/topix2017/topix2017_9/201709yamatyan.pdf
今までの彼女との経緯は、皆シンクロだらけで、今回初めて未知との遭遇だった(笑)。
しかし、今までのことを思うと、今回の出会いもきっと何か大きな意味合いがあるのだろうと期待してた。
ひと月も店に帰っていない私が、満を持して中抜けしたのである。
一聴、その内容を伺い「なるほど!!」と合点した次第。
非常に分かり易い話しぶりは漫談のよう。
リズミカルなテンポ、的を得た譬え、的確な図柄と写真、
2時間もの間飽きさせぬ内容は、みんなの心を鷲づかみにしたのではなかろうか。
従来の陰陽論、無双原理を超克し、一元・多元を包括した物事の見かた、捉え方に、
みな笑いを堪えながら、心に刻みながら染み入ったはずである。
余りにも万端多岐にわたり、言い及んでおられたが、
あのバカボンのパパ、何事も「これでいいのだ!」に尽きるのではなかろうか。
そして、バカボンはBuddhaであったというのも痛快にして達意であった。
「今在るを認め」。
「今、ここに」にすべての答えがあるのだろう。
今に生きる、これは私のテーマでもあった。
また、氏の生国が熊本小国町であったことも、大きな結縁を感じずにはいられなかった。
「小国寡民」は、まほろばの社是、これが波多野氏に直結していたとは。
何か天機天意に触れたその日の出会いであった。
またの再会と北海道での講演あらんことを。