インテグレートマクロビオティック講座 その1
1月 13th, 2012 at 18:00
TAKAKO NAKAMURAさんのホールフードスクールWholeFoodSchoolで、まほろば専務の「インテグレートマクロビオティック 基礎コース」が開催されます!! |
||
日時 | 1月28日(土) 各回とも13:00-16:00 |
|
場所 | タカコ・ナカムラホールフードスクール キッチンスタジオ 東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F (東急池上線 洗足池駅から徒歩1分) |
|
内容 | 座学講義 1回目:2012年1月28日(土)『進化する糖の話』 2回目:2012年2月25日(土)『進化する油の話』 3回目:2012年3月24日(土)『インテグレート・マクロビオティックの生命観―その基礎と本質』 |
|
講師 | まほろば 宮下洋子 | |
参加費 | コース受講料(全3回)¥25,200-(消費税込) | |
募集定員 | 30名 | |
持ち物 | 筆記用具 |
詳しくは、こちらで・・・http://wholefoodschool.com/
受講者の感想文から・・・・・
インテグレートマクロビオティック
|
雨の広尾にて、第一回目の「インテグレートマクロビオティック講座」が開かれました。
6月に行われた体験セミナーに参加して、絶対にこの方の講義を受けたい!
お話を聞きたい!と楽しみにしていた講座です。
(この出会いを導いてくださった、タカコ先生に感謝!)
講師は、北海道でまほろばという自然食品店を経営しながら、
ご自身も農業をやっておられる宮下先生。
健康に様々な問題を抱える患者さん達を見てこられた実体験からの、貴重なお話です。
第一回目は、『糖』のお話。
私は完全なるマクロビ生活をしているわけではないので、
日々の生活で一切砂糖は摂取していません!ということはありません。
でもマクロの少しの知識と、その他色々な情報から砂糖はどうもよくない気がして、
家での調理にはほとんど使っていませんでした。
マクロをやってらっしゃる周りの友人は、砂糖=悪の帝王のような扱いをしているし、
糖ってどんな風によくないのかという話なのかと思っていました。
でも私の考えは、だいぶ薄っぺらなものだったんだなぁ・・・。
宮下先生のお話が進めば進むほど、そのことに気づかされました。
糖って砂糖だけのことではないんですよね。
当たり前のことですが、すっかり忘れていました。
炭水化物から摂る「ブドウ糖」も糖。果物からとる「果糖」も糖。
いろんな糖があって、それぞれに体への吸収のされかたも、影響もまったく違うのでした。
先生の言葉で、いいなぁって何度も感じたものがあります。
それは、
「糖とかその食べ物が“悪”なのではないの。それをどうとるかによっていいものにも悪いものにもなるのよ」
この言葉を講義中、何度もおっしゃってました。
その通りですよね。
自然界にあるものは、どれも悪いものない。
それをいいとか悪いとか決めているのは、人それぞれの主観や偏見や我侭だけ。
忘れてしまいがちなその大切なことを、宮下先生が気づかせてくれました。
日本人は「ブドウ糖」過多になりやすいのだそうです。
主食がお米で、その上お肉もお魚も甘いデザートも食べるのですから当たり前のこと。
糖尿病の方が多いのも納得できました。
毎日大量の「ブドウ糖」を分解して吸収しようと、肝臓はインシュリンの分泌に必死で働いているのですから。
何十年もそんな生活をしていたら、人間と同じようにある日突然疲れが爆発してしまいますよね。
それが病気。
何十年もかけてなった病気ですから、すぐに治るはずもありません。
日々の生活を見直して、少しずつ中庸の体質に戻すしかないのですね。
やっぱり基本は毎日の当たり前の生活。
毎日の食事。
毎日の運動。
これに尽きるんだなぁ・・・。
「何でも食べられることが、一番健康なの。何でも食べられるような体にすることが、大切。」
私達は毎日TVや雑誌からの情報に振り回されて、
あれがお肌にいい!といわれればそれを食べ、
これがダイエットにいい!といわれればそれをまた食べ、
いいものを「摂取する」という方向に行きがちです。
でも本当にいい方向へ行きたいならば、まず必要なのは『リセット』じゃないかな。
いいものをとるより、悪いものをやめる。
一度体をデトックスしてから、バランスよくいいものを入れていく。
そんな風に宮下先生もおっしゃっていました。
3時間の講義、本当に充実した素晴らしい時間でした。
目から鱗がポロポロどころか、ドバドバ流れっぱなしでしたから。
第二回目は、『油』のお話。
今から待ち遠しいです。