まほろばblog

慰安旅行&新年会

1月 29th, 2012 at 17:55

年に一度の慰安の旅。

とはいっても、一泊近隣の温泉宿。

24日夕刻より、小樽の名宿「ふる川」さんへ。

新生さんの三輪社長の朋友でもある古川社長には、大変お世話になっている。

定山渓、虎杖浜、そして小樽、それぞれに趣があって甲乙付け難い。

北一ガラスなどの連立する運河沿いにある「ふる川」さんは始めての投宿。

そして、感銘。ことに雪積もる温泉は、陰影暗く、日本情緒が北国でここまで堪能出来るとは。

谷崎潤一郎の「陰影礼賛」を思い出す。

本州の方々、是非小樽散策の際は、是非「ふる川」さんへ。

全国の旅館サービスコンテストで、堂々一位の意味が分かります。

http://www.otaru-furukawa.com/

湯に浸かりながら、一年の疲れを癒す、いいじゃありませんか。

ヨモギサウナもこれまた、発汗が良く、すっきりしてお膳に臨める。

また、食事がことのほか際立つ。

海浜の街に相応しく、海産のお膳は鮮度この上なく、

魚介を毎朝扱っている私をして唸らせるほど素材が上物。

きっと、この膳を前に、誰もが肯くであろう。

第一等の料理長が、これを仕切っておられるとか。

みな満足すること、並にあらず。

雪景色の外海と街並を下に見やりつつ、寝床に着く。

明治・大正ロマネスクに満ちて懐憶の情にそそられる。

朝食の質も並ならず、手の込んで心満足せしめ、

さらに焼き立てのパンには、歓喜の声を上げた。

次から次へとお代わりする皆の衆。

我輩としては恥ずかしくもあるが、そう言う私も何回か通うに見苦しく、反省しきり。

それほど美味なるは、さすがスイス仕込みのクロワッサンとかや。

そんなこんなに湯船を惜しみつつ、次なる会場、

小泉武夫先生お馴染みの、皆の待つ佐藤水産直営「まるだい亭」へ直行。

あの最後の一風呂が誤った。

皆遅れることしばし、渋滞を抜け、ようやく着くと、みなすでに待ちに待つ。

晴れやかにも、燦然と輝ける如く、皆の喜色満面として迎えを受ける。

年に二回の慰労会。これで、50回以上を越えている。

何時になっても、和やかな会合はいいものだ。

http://www.sato-suisan.co.jp/restaurant/marudaitei.html

隔月に小泉先生の講演会と宴会会場ともなるここや、直営「ジュノー」さん。

初めての懐石を食す子もいて、感慨も一入。

皆の挨拶も程よく、穂積君の司会進行も堂に入って妙味あり。

大橋、島田の老練の語りも唸らせ、絶叫する一場面もあった(笑い)。

1時間余りで、中標津の興農ファームでのシンポジウムに向かうべく中途で専務、福田と退席。

これから雪道8時間余りを走らねばならず。

後は、みなくじ引きで、半年貯めた景品に一喜一憂、大盛況だったであろう。

そのあと歌に遊戯に、一年のストレスと疲れを発散して、また明日からの英気を養ってもらいたい。

少なくも短い慰労に、報いること申し訳なく、だが、これほどまでに続く絆に感謝するばかりだ。

また、夏の場面に一皮も二皮も剥けて弾けた皆を、見てみたい。

2 Responses to “慰安旅行&新年会”

  1. 竹内陽子 Says:

    いつもいつもお心遣い頂いてありがとうございます。
    慰安旅行の写真を拝見して、いかに楽しい時間だったか、皆さんの仲良しぶりが見えてこちらまで嬉しい気分です。
    こういう機会が持てない私にはうらやましい限り。 大橋さん、島田さんと長くお会いしてませんが、
    お元気なお姿はブログで拝見してます。
    いつか又、そちらに行くことが出来ればと思っています。

  2. mahoroba Says:

    お久し振りです。
    お元気ですか。お兄さん、どうされていますか。
    まほろばは、みな元気で、どうにかやっています。
    毎日ブログ読んで頂いてありがとうございます。
    最近はコピペが多いのですが、私が語るより、ずっと多くの教訓があります。
    日本には色々な偉い方が多くいらっしゃるんですね。感心します。
    これからも学んで行きたいと思います。
    是非、北海道に遊びに起こし下さい。

コメント入力欄

You must be logged in to post a comment.