トマト狂想曲 フードファティズム
2月 27th, 2012 at 10:51先日の卸市場で、トマトの競値が、何と1箱15.000円に跳ね上がった!!!
せいぜい2,000~,3.000円のものが、5~7倍というから驚くというか、呆れる。
「アホか」と捨て台詞をみな方々で吐いていたが、まことに「大馬鹿」というより他はない。
1個小さいトマトが600円の原価で、どうやって値を付け、どうやって買うというのだろうか。
テレビで、000の大学の先生が、メタボにトマトが言い、といったばっかりに、トマト大ブレーク。
この冬に、どうして高いトマトを10個も食えるというのだろう。
買うのも買うほうだが、言うのも言う方だと思うのだ。
トマトぐらいで、云々言うなよ、というのは、八百屋のブーイングなのだ。
それほど、末端では迷惑している。
兎に角、高くて店頭に、トマトが置けないのだから・・・・・・・・。
食品の効果を過大に信奉することを「フードファティズム」という。
=これさえ食べれば大丈夫。
「ファド(fad)」とは「一時的流行、熱中」の意。
「ファシズム」=「全体主義」=これにすがれば大丈夫。
主体性のない日本人には、ほとほと参ってしまうのは、私だけではないだろう。
こっちが良いと言えばこっち、あっちが良いと言えばあっち・・・・・・。
いい加減に、子供じゃないんだから、大人になれよ、と言いたいだろう。
でも、見方によれば、こんな遊び心、児戯、アホさ加減が、
世の中を活性化しているのかもしれない。
のんべんだらりとマンネリズムで、日常飽き飽きするより、こんな刺激で目を覚ます。
まほろばは、何が何だか分からないが、毎日コテコテのテンコ盛りで、
今にも爆発しそうだが、そのスリリングな何でもありの仕事が面白いし、
お客様をして、惹き付ける大きな原動力になっているのだろう。
とにかく、やるべき仕事があり過ぎて、目を回しているまほろばであります。