ものの見方・考え方を養う
3月 12th, 2012 at 11:51『何のために働くのか』よりの紹介。
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安岡正篤先生は思考の三原則として、
次の三つをあげておられます。
・根本的にものを見る。
・多面的にものを見る。
・長期的にものを見る。
安岡先生が言っておられるように、大局的にものを見る、
ものの根本を見ることはとても大事です。
私たちが物事を判断する場合、
ともすれば枝葉末節(しようまっせつ)にばかり
目がいきがちですから、常に
「果たしてこれが本質なのかどうか」と
考える習慣をつけるといいでしょう。
また、近視眼的にならないように、
できるだけ長期的視野に立ってものを考えてみる。
そして、いろいろな角度から
多面的にものを考えてみる態度も大切です。
さらに、「策に三策あるべし」と言うように、
常にA案、B案、C案と三つの案を用意しておき、
いろんなケースに備えるのも大事なことです。
この思考の三原則は自分一人で考える
というものではなりません。
「君はどう思う」と周囲の人に問いを投げ掛けて、
意見を聞いてみるようにするべきです。
特に、多面的にものを見るためには、
いろんな人の意見を聞くのが一番です。