人の縁 2、二つの「一人芝居」
8月 26th, 2012 at 20:17その平島邦生さんから、お知らせがあった。
それが「一人芝居」の公演で、二つながら縁のあるものだった。
平島さんの紹介文を掲載してみます。
本日は二つの芝居公演のお知らせです。
芝居はいずれも「一人芝居」で
8月30日(木) 「神々の謠」。
31日(金) 「風の丘を越えて」です。
「神々の謠」は「アイヌ神謠集」を土台にして、知里幸恵の生涯を物語るものです。
舞香という若い女性が、自ら作・演出をし、役者としても、
二時間を超える舞台を一人でこなしています。
わたしは三年前から始まった道内公演をすべて見ているのですが、
毎回感動を新たにしています。
今年は、「ヤイユーカラの森」の創立20周年記念として
札幌公演が実現することになりました。
ちなみに、「ヤイユーカラの森」は山本多助さんの「アイヌ民族学会」が前身です。
「風の丘を越えて」は、日本では韓国映画ブームの火付け役となった作品で
「パンソリ」の修業をしながら各地を放浪した父姉弟
(血の繋がりはない)の物語です。
今回は一人芝居なので、」主演の趙博(チョウ・バク)が三人を演じますが、
シンガーソングライターでもある、彼のパンソリを聞けるのも楽しみです。
以上二つの芝居公演は、エルプラザホール(北3条西4)で行われます。
当日清算券がまほろば店内にあります。
『倭詩/やまとごころ』の「終わりの滴、始まりの滴」の中で、登場する知里幸恵さん。
その語りと、また私に韓国音楽の認識を深めさせた映画「西便制(風の丘を越えて」の
一人芝居が両日にわたってあります。
当時、このビデオを購入したほど、韓国民族音楽のパンソリの凄味と、
大道芸人の厳しさに感銘したのでした。
是非、ご覧になって下さい。感動されると思います。