稲盛和夫氏の名言
9月 24th, 2012 at 18:16誰もが不可能だと思ったJALの再建を
わずか1年で黒字化した奇跡の経営者
『致知』2012年10月号
特集「心を高める 運命を伸ばす」
横綱・白鵬氏との対談より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201210_pickup.html
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◆ 「従業員のために、また家族のために
命に代えてもこの会社を守っていくのだ」
という凄まじい気迫、信念ほど
経営者を強くするものはないのです。
経営くらい、ボクシングやレスリング・相撲などの
格闘技にも似た闘争心が必要なものはないと、
私は思っています。
◆ 経営にとって大切なことは
「人間として正しいことを追求する」ことに
あると思っています。
それは、幼かった頃に両親や年長者から褒められたり、
叱られたりした経験から学んだ、
極めて初歩的な倫理観と同じものです。
私はそれを生きる上での原理原則とし、
またリーダーとしての判断基準にもしてきました。
◆ 「才能を私物化してはいけない」
私はたまたまこの世界の創造主から才を与えられ、
役割を与えられた。
ならば、その才を自分のために使って
「俺がやった」などと自惚れてはならない。
やはり従業員のため、世のため人のために使う。
それがリーダーだと思い、これまでやってきました。
◆ 私は人生の目的は何かと問われれば、
心を高めることであり、魂を磨くことにあると思っています。
人間が死を迎える時、
現世でつくり上げた地位も名誉も財産もすべて捨て、
魂だけ携えて新しい旅立ちをしなくてはなりません。
◆ 生まれた時より少しでもましな人間になる、
すなわち、わずかなりとも美しく
崇高な魂になって旅立つことが、
この世での人間の務めだと思います。