宮脇 昭 氏の幸福論
11月 18th, 2012 at 18:54世界1700か所、
約4000万本の植樹をした
『致知』2012年12月号
特集「大人の幸福論」より
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◆瓦礫は貴重な地球資源です。
そもそもゴミとか廃棄物などというのは人類の歴史にはなかった。
すべて生産、消費、分解、還元の
生態系の循環システムに組み込まれている。
すべて生かす。だから瓦礫も生かすんです。
◆私は人と付き合って騙されたことがない。
なぜなら本物としか付き合わないから。
本物とは「そのうちに」とは言わない人。
日本人の「そのうちに」は「やらない」という意味です。
◆やれることからすぐに始める。これが本気さの証明。
◆現代人の多くは
経済と環境問題は相対するものと考えていますが、
それは刹那的で一時的な富を考えるからです。
長い目で見れば、
本当は環境を大切にすることが経済的なのです。
◆木は2本植えれば林、
3本植えれば森、
5本植えれば森林になる
◆駆け回るからタフになるんです。
過労死などありません。
それから、引き算の考え方はしない。
常に未来志向、明日のためにできることを毎日やる。
これが私の健康法です。
◆生きている以上の幸福はないんです。
私はまだ84歳ですからね、
少なくともあと30年は木を植え続けたい。
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(編集部より)
「瓦礫は大切な地球資源」
「瓦礫を活かして、9000年間日本を守る
“森の防潮堤”をつくる」
東日本大震災後、多くの報道で瓦礫の処理をどうするか
自治体の首長がもめている姿を見ましたが、
こんなスケール感で考える人がいるのかと改めて驚きました。
「いますぐにやらなければならないのは、
消費税の増税ではなく、森の防潮堤づくりです!」
という一言に、その場の編集部一同、大いにうなずきました。