見直される“狩猟文化”
2月 15th, 2013 at 15:38昨晩放映されたNHKクローズアップ現代、
『ハンターが絶滅する!?~見直される“狩猟文化”~』。
エゾシカの食害は道内ばかりと思っていたが、今や全国的社会問題であった。
野獣の増加に反比例して狩人の激減は、70年代の半分以下で、これも大きな壁となっている。
熊や鹿などその被害228億円というから、動物愛護団体からも緩和策が取られている。
その中でも各地で行われている狩猟、加工、販売という町をあげての取り組みが注目される。
特に、古来『またぎ文化』が伝承されている地域は、絶妙なバランスで獣害がない。
自ら狩り、解体し、食べる。
この教育システムに野幌の酪農大学が取り組みを初め、日本の先鞭となろう。
過去の乱獲という手痛い失敗を繰り返すことなく、狩猟を通じて野生動物と共存しようという
有機的生態系の再構成を今、日本は問われている。