まほろばblog

ツタンカーメン豆

3月 12th, 2013 at 12:16

ツタンカーメン 1

 ツタンカーメン 復元

昨秋、福田君がまほろば農園で栽培収穫した珍しい豆。

その名も「ツタンカーメン豆」。

最近、王の顔が復元されたニュースもありましたね。

この豆で、今冬仕込むまほろばオリジナル醤油の原材料に使います。

その他、珍しいところでは羊羹材料の高級豆『銀手亡』、

そして『黒小豆』と言ったところです。

先の『ツタンカーメン豆』について解説します。 

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【ツタンカーメンのエンドウ】

ツタンカーメンのエンドウ豆は、発掘された副葬品の中から発見された。

古代エジプト人が食べたであろうエンドウ豆を持ち帰ったカーター氏は、発芽、栽培に成功した。

その後、数国にわたり、栽培が続けられた。
日本には1956年、米国から水戸に送られてきた。

その後、古代ロマンの夢を託したエンドウは、

主として小学校、教育センターを介して広がった。

毎年、ワインレッドの花を愛で、エンドウ赤飯を味わいつつ、各地にロマンの輪を広げてきた。

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ツタンカーメンのエンドウは、日本で栽培されている種とは異なり、

古代エジプト産で、エンドウの原種と思われる。

背丈、茎、葉、豆の形、色は、普通種と同じである。

花の色は、ワインレッドでたとえようもなく美しい。

さやの色は紫で、花、さやの形は、普通種と同じである。

エンドウご飯を炊くと、はじめは普通のエンドウご飯と変わらないが、保温すると、

あら不思議、徐々に赤飯に変わるのである。

味は、普通のエンドウご飯と変わらなく美味しいが、色の変化がロマンを醸しだすロマン味である。

ワインレッドの花、さやの紫、エンドウご飯の不思議さは、古代ロマンにひたることができる。

古代エジプトから時空を越えて現代に伝えてくれた人々に感謝し、

古代ロマンの輪を広げたいものである。

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                    「銀手亡」

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                   「黒小豆」

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