放蕩息子
11月 3rd, 2011 at 15:05今朝の朝日新聞に、京都の柿本商事さんが全国に募る「恋文大賞」が掲載された。
その初めに「決意の日」と題した札幌の角谷さんの文・・・・身に詰まされた。
聖書や法華経にある「放蕩息子」を思い出したからだ。
行った子は、何時かわが許に戻る、その悲哀が綴られている。
心当たりの方も多かろうと思う。
実は、宗教説話は、深い意味を秘めている。
阿弥陀如来や天の父から離れた衆生を親子関係と見る。
現代では、宇宙や自然から離れた私達人類は、親心子知らずで、
自然を傷付け、兄弟争いに明け暮れて、一向に親の愛に気付かない。
そろそろ、路頭に迷う我ら放蕩息子は、親孝行の時を知るべきと思うのだ。
Posted by mahoroba,
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