●年度末 決算
(加藤会計事務所・加藤恵一郎所長と工藤範子さん)
先日、年度末の決算報告で、加藤会計事務所の所長が来店された。
前期決算は、20期目であった。
何時の間にか、こんなに経ってしまったのだ。
当初、まだ所長が事務所に入りたてで、最初の仕事がまほろばではなかっただろうか。
当社にコンピューター会計が導入された頃、
その一枚一枚の入力票作りを二人がかりで、
二日にわたる作業を若き恵一郎さんが黙々とこなされていた。
「何でこんな面倒なこと、しなければならないの?」
と当時、思っていたが、
それは、経理の巨人・TKC創設者 故飯塚毅氏の慧眼が、
コンピューター管理の未来を見据えての事だった。
詳しいことは、以前「折々の書」で書いたので、
読んで戴きたい。
学生時代に参禅して、見性大悟した経験は、
その後、あの疑獄事件を越え、
世界における財務管理の最先端の潮流を
日本に持ち込む底力となった。
平成18年度、TKCの電子申告件数は78万483件となり、
国税庁のオンライン利用促進のため、目標110万件の
ほぼ70%にも達した。
飯塚氏は、税理士の社会的使命を果たすための
大いなる基盤を創設したといえる。
http://mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/oriorino/oriorino4.htm
(「折々の書」の『不屈不撓』を参照)
先代の加藤所長を継いだ恵一郎さんは、
今やTKC全国会のCMに出ずっぱりの有名人になった。
きっと、テレビでご覧になった方も多かろうと思う。
もう北海道の顔ですね。
(TKC全国会・TVコマーシャルから)
毎月、監査に見えられる工藤範子さんとは約10年。
丁度、西野にお住まいで、時々お買い物にもお見えになる。
もう、まほろばの生き字引のよう。
聡明で、誠実で、情実に流されず、理路整然とした指導に、
何時も感心と、感謝をしている。
一点のごまかしも、いい加減な処のない監査。
結局は、長い目で見れば、一番安心・安全であることが、
TKCを通じて理解出来る。
まほろばは、これまで爆発的な伸びは一度もなかった。
ただ、毎年毎年、少しずつ少しずつ
薄紙を剥がすのでなく
重ねるように、積み上げて来た。
これからも、TKCの指導で、
きっと同じような歩みを続けるのであろう。
牛歩のように。