まほろばblog

昨夜、牧野・磯田両氏が我が家に、
QUAD とEARのオーデイオの鳴り具合を聴きにいらした。
何せ45年前の中古スピーカーだから、時々聞こえなくなり、
ご機嫌を取るのに、実に難儀する。
でも、ご本人が前に座ったせいか、CD「倍音浴」が、
実音と見紛うほど鳴ってくれて、胸をなで下ろした。

このコンデンサー型スピーカーは、一般ダイナミック型スピーカーと異なり、
膜全体が振動する特殊タイプで、鳴り方が生き物のように、
別次元の音質と音空間を提供する。
膜自体が倍音を発する、とさえ思わせる。

磯田さんも同じタイプのマーチン・ローガンを所有している。
ここでは、アナログと言う意味合いが膚で理解され、
真のリアリティーとは何かをイメージさせる。

そんな雑談で場が和んでいる時、
正月に雅楽演奏して下さる西野香織さんがお越しになった。
牧野さんのクリスタルボールと笙の音合わせをしようと意気投合。

そこに、「波紋音」の鉄楽器があったので、ついでに加わって
何の打ち合わせもなく、ジャムセッション（即興演奏）が始まった。
このシャッターチャンスを逃すまいとした時、
カメラに動画が付いていることに気付き、初めて作動させてみた。
これで後半部ながら撮影が叶い、これ又初めてyoutubeにもUP出来た。

牧野さんが出立する寸前に、アメリカからアメジストとダイヤで焼成した
新型クリスタルボールが届き、早速そのスゴ物で初演奏。
喉歌のホーミーやカルグラを鳴らしながらの恍惚とした一時。
二人の新人にとっては貴重な初体験だった。

永田砂知子さんが、この動画をご覧になって、明日のライブには、
是非笙を加えてとやりましょうということになった。
今日昼には、地下洞の「無限心庵」を下見して気に入られ、
ここで演奏することに決定！

彼女の背も洞窟と同じ158ｃｍの神秘数。
また、明日土曜日に何かが起こりそうな気配。
是非、一人でも多くの方々がお越しになって、
神秘的な瞑想体験に酔い痴れてください。