中心が決まれば、全てが決まる

 こうして創生されたエリクサー水のpHは期せずして中性の7〜72であり、酸化還元電位は電気回路を使わず、瞬時にして550も驚異的に下げ200以下で安定した。(生命体にとって酸化還元電位は高すぎても低すぎても適性ではない)遠赤外線は理想黒体にピッタリ沿った6〜14μm生長光線の熱エネルギー特性を描き、トリハロメタンは5年間分の通水試験で約100%のレベルで、除去率は奇跡的に斬増したのだ。これは分析センターでも前代未聞の結果だった。(通常一年もすると除去能力が急減する。)道立工業試験場の最新鋭機器ICPマスで測定すると、アルミや他の重金属類が通水後、激減されていた。意図せずして、様々な科学的分析結果が出てきたのだ。

 
 
 中でも、アメリカの気鋭の科学者、Dr・P・フラナガンの報告は目的と一致した。彼は11歳にしてNASAにその特許発明品が採用されるほどの超天才であった。彼が最も興味を抱いたのが生命科学で、ことに水であった。とくにカラコルムにあるフンザ地方の水に注目。そしてヒマラヤの氷河水と雲母を含んで流れる水はコロイド化された上にゼーター電位(マイナス電位が帯電した)が高く、68ダインという表面張力の低い性質を持っていたことを発見した。(水道水は71前後以上)
 
フラナガン博士によると、表面張力が55〜65ダインの間の水は、水中の自由エネルギー運動が活発で、理想的な活性水であるという。何故なら表面張力が65以上では水は不活発で緩慢になり、55以下では活発過ぎて必要なものまで出してしまう。期せずして、エリクサー水はフンザ水より表面張力がさらに低く57ダインであった。沸騰水以上に常温でも水分子が活性化していた。
 

そして、微細で感性豊かな水質は、地球と人類の情報を無限の時空から拾い集めるのだ。 イギリスのシュバイツアー博士はソマトスコープという顕微鏡を使い、エリクサー水の結晶構造が適切に反応する可能性があると、指摘された。

 長く文明により覆い閉ざされた原始の記憶と本能が、エリクサー水によって甦るかもしれない。

   
   
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